（NY時間09:44）（日本時間22:44）
ＧＭ<GM>　49.74（-3.47　-6.52%）

　ＧＭ<GM>が下落。取引開始前に４－６月期決算（第２四半期）を発表し、１株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、通期のガイダンスは従来の見通しを維持している。

　第２四半期は関税が利益を１１億ドル押し下げ、３５％の減益となった。ただ、予想は上回っている。市場があらかじめ関税コストを織り込んでいたことや、米国での車両販売の伸びが寄与。また、中国事業で２四半期連続の黒字となったことも追い風となった。

（４－６月・第２四半期）
・１株利益（調整後）：2.53ドル（予想：2.33ドル）
・売上高：471.2億ドル　1.8％減（予想：462.5億ドル）
　　・自動車部門：428.7億ドル（予想：425.2億ドル）
・EBIT（調整後）：30.4億ドル（予想：28.6億ドル）
・自動車部門FCF（調整後）：28.3億ドル（予想：30.1億ドル）
・車両販売台数：97.4万台（予想：99.9万台）
　　・GMNA販売台数：84.9万台（予想：86.5万台）
　　・GMI販売台数：12.5万台　11％減（予想：12.8万台）

（通期見通し）
・１株利益（調整後）：8.25～10.00ドルを維持（予想：9.37ドル）
・EBIT（調整後）：100～125億ドルを維持（予想：113.7億ドル）
・自動車部門FCF（調整後）：75～100億ドルを維持

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース