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    2025年8月29日 4時18分

    ビル、決算受け大幅高 冴えないガイダンスは保守的との指摘も=米国株個別

    (NY時間15:15)(日本時間04:15)
    ビル<BILL> 49.00(+7.37 +17.70%)

     経営管理ソフトを手掛けるビル<BILL>が大幅高。前日引け後に4-6月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、ガイダンスでは予想を下回る見通しを示している。

     同社は声明で「25年度はわれわれにとって成長と収益性を両立した重要な年となった。顧客とサプライヤー向けに新たなソフトウェアや決済製品を立ち上げ、市場機会を拡大した」と述べている。なお、取締役会は新たに3億ドルの自社株買いプログラムを承認した。

     アナリストからはガイダンスは保守的との意見も出ている。「経営陣はガイダンスにある程度の慎重さを織り込んでいるように感じられる。市場の2026年度の見通しが今回のガイダンスに沿って下方修正される可能性が高いことを踏まえると、同社を巡る評価がやや改善する可能性があると考える」と述べている。

     一方、目標株価を引き下げるアナリストも多く見られ、「同社が26年度のコア売上高の伸びを12-15%とガイダンスしたことで、強気シナリオは大きな障害に直面した。マネタイズ面での逆風はわれわれの想定を遥かに上回っている」と述べている。25年度の売上高が最終的に当初ガイダンスを僅か約2%上回るに留まったことを踏まえると、投資家心理は引き続き抑制される可能性が高いと考える」とも付け加えている。

    (4-6月・第4四半期)
    ・1株利益(調整後):0.53ドル(予想:0.42ドル)
    ・売上高:3.83億ドル 12%増(予想:3.76億ドル)
      コア売上高:3.46億ドル(予想:3.41億ドル)
    ・取扱総額:860億ドル 13%増(予想:843億ドル)
    ・粗利益:3.10億ドル 11%増(予想:3.04億ドル)
    ・顧客数:49.4万人(予想:49.5万人)

    (7-9月・第1四半期見通し)
    ・売上高:3.85~3.95億ドル(予想:3.94億ドル)
      コア売上高:3.48~3.58億ドル(予想:3.58億ドル)
    ・1株利益(調整後):0.49~0.52ドル(予想:0.55ドル)

    (26年度通期見通し)
    ・売上高:15.9~16.3億ドル(予想:16.3億ドル)
      コア売上高:14.5~14.9億ドル(予想:15.0億ドル)
    ・1株利益(調整後):2.00~2.20ドル(予想:2.14ドル)

    【企業概要】
     米国内の中小企業向けに、企業が支払債務・売掛金・支出・経費管理などの財務処理を自動化と、より効率的な管理に役立つ統合金融業務プラットフォームを提供する。AI対応で、会計ソフトウェア、銀行、カード発行会社、支払い処理業者と統合され、これら重要なパートナーすべてに簡単にアクセスが可能。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美


    株探ニュース