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    新東方教育科技集団(ニュー・オリエンタル・エデュケーション&テクノロジー・グループ)ADR
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    時価総額 83億4,392万ドル
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    2025年10月30日 5時39分

    ダウ平均は反落 パウエル発言で下げに転じる エヌビディアの時価総額が5兆ドル突破=米国株概況

    NY株式29日(NY時間16:28)(日本時間05:28)
    ダウ平均   47632.00(-74.37 -0.16%)
    S&P500    6890.59(-0.30 0.00%)
    ナスダック   23958.47(+130.98 +0.55%)
    CME日経平均先物 51110(大証終比:-220 -0.43%)

     きょうのNY株式市場、ダウ平均は午後になってげに転じた。パウエル議長のFOMC後の会見に反応。議長は会見で「12月の利下げは決して確定した結論には程遠い」との見解に市場は敏感に反応したようだ。

     FOMC前の短期金融市場では、12月利下げを完全に織り込んでいたが、パウエル会見後は65%程度の確率に後退。政策金利に敏感な米2年債利回りも3.6%台まで急上昇していた。

     政府機関閉鎖で米経済指標の発表がなく、FRBも入手できるデータが少ない中、想定通りではあったかに思われるが、議長は12月についてどちらにもオープンにしていた印象。雇用の冷え込みに言及はしているものの、データに雇用改善が示されれば決定に影響すると述べていたほか、インフレは依然として高水準で推移する中、サービス部門の非市場部分のインフレは低下を見込んでいる点も指摘していた。

     利下げ、据え置きのどちらにもオープンな姿勢のようにも思われるが、市場が12月利下げを過度に織り込んでいた分、サプライズとなってしまった可能性もありそうだ。

     エヌビディア<NVDA>が上昇し、時価総額が史上初めて5兆ドルを突破した。2つニュースが流れており、トランプ大統領が明日の米中首脳会談で、同社製の最新チップ「ブラックウェル」について協議する見通しだと述べたことが材料視。また、量子コンピューターとAI半導体の接続で新システムを発表した。

     引け後にマグニフィセント7の決算が始まる。日本時間の30日早朝(午前5時台)になるが、本日はマイクロソフト<MSFT>、アルファベット<GOOG><GOOGL>、メタ<META>が発表を予定。巨額のAI投資を正当化する内容になるか注目されるが、市場は楽観的に見ているようだ。

     いずれにしろ、高バリュエーションも指摘される中、イベントを経て、市場の雰囲気が今後どちらに傾くか注視される。

     ストラテジストは「依然として高過ぎる株価バリュエーションや、政府機関閉鎖の継続は懸念材料ではあるが、市場の強気トレンドに逆らうべきではない」と述べている。「今週を通して投資家の熱気は続き、年末にかけて市場環境は比較的順調だろう」とも語った。

     ソフトウエア開発のCSGシステムズ<CSGS>が大幅高。日本のNECが同社を4447億円で買収し、完全子会社化すると発表した。1株80.70ドルでの買収で、前日終値よりも17%高い水準。

     ボーイング<BA>が決算を受け下落。売上高は予想を上回ったものの、1株損益の赤字が予想以上に膨らんだ。新型旅客機「777X」に絡んで49億ドルの会計上の評価損を計上したことが影響。同型機のデビューを延期するとも発表した。

     キャタピラー<CAT>が決算を受け大幅高。1株利益、売上高とも予想を上回った。AIデータセンター需要でエネルギー・輸送部門の好調が利益を押し上げた。

     家庭用ソーラーのエンフェーズ・エナジー<ENPH>が大幅安。同社のコーサンダラマンCEOが、米国の住宅用太陽光発電市場は2026年に20-30%縮小するとの見通しを示した。

     ベライゾン<VZ>が決算を受け上昇。売上高は予想を下回ったものの、1株利益は予想を上回った。通期のガイダンスも公表し、従来の見通しを維持している。

     フィンテックのファイサーブ<FI>が決算を受け急落。既存事業売上高の伸びが予想を大きく下回ったことが失望売りに繋がっている。通期のガイダンスでも、見通しを大幅に下方修正した。アナリストからも、この規模の下振れは理解しがたいレベルと厳しい評価が出ている。

     ストレージのシーゲート・テクノロジー<STX>が決算を受け大幅高。AIデータセンターを中心とする構造的な需要の強さの中で、優れた実行力を発揮した。アナリストからは特に利益率改善が強みと評価されている。

     発電設備のブルーム・エナジー<BE>が決算を受け大幅高。ブルックフィールド・アセットとのデータセンター提携による関連取引の増加が主因。

     オンライン学習のストライド<LRN>が決算を受け急落。ガイダンスで売上高や営業利益の見通しが予想を下回ったことが嫌気されている模様。新学習管理システム(LMS)の導入過程で発生した技術的トラブルが原因で、学生の退学増加を招いたと説明した。

     情報分析ソフトのパランティア<PLTR>が5日続伸し、最高値を更新。本日はエヌビディア<NVDA>が前日のイベントでのフアンCEOの発表を受けて上昇しているが、その中で、エヌビディアはウーバー<UBER>やクラウドストライク<CRWD>のほか、同社との協業も発表していたことが材料視されている。

     資源企業向けサービスのプロペトロ<PUMP>が決算を受け急伸。1株損益の赤字が予想ほど膨らまなかった。特に、2030年までに油田およびデータセンター電源向けプロジェクトの拡大を通じて、総発電容量1ギガワット(GW)以上を目指すと述べたことが好感されている。

    CSGシステムズ<CSGS> 78.68(+9.93 +14.44%)
    ボーイング<BA> 213.58(-9.75 -4.37%)
    キャタピラー<CAT> 585.49(+61.02 +11.63%)
    エンフェーズ<ENPH> 31.14(-5.56 -15.15%)
    ベライゾン<VZ> 40.21(+0.89 +2.26%)
    ファイサーブ<FI> 70.60(-55.57 -44.04%)
    シーゲイト<STX> 265.62(+42.62 +19.11%)
    ブルーム・エナジー<BE> 133.71(+20.43 +18.03%)
    ストライド<LRN> 70.05(-83.48 -54.37%)
    パランティア<PLTR> 198.81(+9.21 +4.86%)
    プロペトロ<PUMP> 11.10(+3.80 +52.05%)

    アップル<AAPL> 269.70(+0.70 +0.26%)
    マイクロソフト<MSFT> 541.55(-0.52 -0.10%)
    アマゾン<AMZN> 230.30(+1.05 +0.46%)
    アルファベットC<GOOG> 275.17(+6.74 +2.51%)
    アルファベットA<GOOGL> 274.57(+7.10 +2.65%)
    テスラ<TSLA> 461.51(+0.96 +0.21%)
    エヌビディア<NVDA> 207.04(+6.01 +2.99%)
    メタ<META> 751.67(+0.23 +0.03%)
    AMD<AMD> 264.33(+6.32 +2.45%)
    イーライリリー<LLY> 813.53(-6.57 -0.80%)

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美