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    2024年2月9日 8時03分

    株価指数先物【寄り前】 ボリンジャー+1σ突破で+2σとのレンジに移行

    大阪3月限ナイトセッション
    日経225先物 37090 +230 (+0.62%)
    TOPIX先物 2560.5 -3.5 (-0.13%) 
    シカゴ日経平均先物 37095 +235
    (注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

     8日の米国市場は、NYダウ S&P500ナスダックの主要な株価指数が上昇。NYダウ、S&P500指数は連日で史上最高値を更新し、ナスダック指数は2年1カ月ぶりの高値水準で取引を終えた。前日に予想を上回る決算を発表したウォルト・ディズニー<DIS>が11%を超える上昇となり、NYダウを押し上げる格好となった。また、アーム・ホールディングス<ARM>も予想を上回る決算が好感され47%超の上昇となり、半導体関連株の一角に買いが波及した。

     ただし、米連邦準備理事会(FRB)高官らの早期利下げ観測をけん制する姿勢がみられるなか、新規失業保険申請件数は21万8000件と予想を下回ったことから米長期金利が上昇しており、NYダウは一時下落に転じる場面も見られた。S&P500業種別指数は、消費者サービス、耐久消費財・アパレル、エネルギーが上昇した一方で、電気通信サービス、公益事業、各種金融が下落した。

     シカゴ日経平均先物(3月限)清算値は、大阪比235円高の3万7095円だった。日経225先物(3月限)は日中比60円高の3万6920円で始まり、ほどなくして1月23日に付けた3万6980円を突破し、ロング優勢のなかで一時3万7130円まで買われた。買い一巡後は軟化し、米国市場の取引開始後には3万6760円まで売られ、下落に転じる場面も見られた。ただし、終盤にかけては再び買い戻される流れとなり、3万7090円でナイトセッションの取引を終えた。

     シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い優勢の相場展開になりそうだ。米国市場では米長期金利の上昇から利益確定の売りが出やすい需給だったものの、S&P500指数は一時節目の5000に乗せており、買い意欲は強そうである。また、良好な決算がセンチメントを明るくさせており、特にアーム・ホールディングスの上昇については時間外取引の急伸で織り込まれているものの、日中取引で47%を超える上昇となったことで、指数インパクトの大きい値がさハイテク株への支援材料になりそうだ。

     その他、昨夕決算を発表したソフトバンクグループ <9984> [東証P]は、PTS(私設取引)では横ばいで推移していたが、ADR(米国預託証券)は8%ほど上昇しており、センチメントを明るくさせそうだ。日経225先物は節目の3万7000円を超えるなか、朝方は2月限の清算指数算出(SQ)に絡んだ商いの影響もあり、上へのバイアスが強まる可能性がありそうだ。

     一方で、本日は決算発表がピークを迎えることから、買い一巡後はこう着感が強まる可能性はある。SQ通過でショートカバー狙いの動きも落ち着くことになり、節目の3万7000円乗せで利益確定の流れも意識されそうだ。前日の動きを見てもインデックスに絡んだ商いが中心であり、700円を超える大幅な上昇のなか、東証プライムの騰落銘柄は値下がり数が6割を占めていた。そのため、指数インパクトの大きい値がさ株にらみの相場展開になろう。

     日経225先物はボリンジャーバンドの+1σ(3万6670円)を突破してきた。+1σを上回っての推移が継続するようだと、+2σ(3万7520円)とのレンジに移行する可能性が高まりそうだ。そのため、オプション権利行使価格の3万6750円から3万7250円辺りのレンジを想定する。3万7000円水準での底堅さがみられるようだと、ショートカバーを誘発する格好から、3万7500円辺りがターゲットになりそうである。

     VIX指数は12.79(前日は12.83)に低下した。昨年12月半ばに付けた11.81をボトムとした緩やかな下値切り上げのトレンドを形成しており、現在はトレンドラインの下限に位置している。もう一段の低下をみせてくるようだと、ショートカバーを誘発する形状になろう。引き続きショートサイドは厳しい状況と考えられ、押し目狙いのロング対応となる。

     なお、昨日のNT倍率は先物中心限月で14.37倍に上昇した。前日に14.11倍で推移する200日移動平均線までの調整を経て、理想的な切り返しとなった。1月23日に付けた14.43倍が射程に入るなか、NTロングによるスプレッド狙いの動きが強まりそうだ。

    株探ニュース