2023年10月4日 15時20分
話題株ピックアップ【夕刊】(3):ABCマート、BBDイニシ、カーメイト
■エービーシー・マート <2670> 2,646.5円 -32 円 (-1.2%) 本日終値
エービーシー・マート<2670>が続落。3日の取引終了後に発表した9月度概況で、既存店売上高は前年同月比19.3%増と19カ月連続で前年実績を上回ったものの、全般相場下落でツレ安する格好となっている。天候が比較的良好だったことから、都心部路面店や商業施設、ショッピングセンターの売り上げが好調に推移した。商品別では、販促を強化したアイテムを中心に、秋物の新作スニーカーやアパレルが好調だった。なお、全店売上高は同19.2%増だった。
■浜松ホトニクス <6965> 6,180円 -17 円 (-0.3%) 本日終値
浜松ホトニクス<6965>が後場下げ幅を縮小。午後1時すぎに、従来と同等の小型サイズながら感度を約5倍に高めたレンズ付きフォトンカウンティングヘッド「H10682-110W」を開発したと発表しており、好材料視された。同社によると、血液検査で使用される化学発光免疫測定装置などの小型の検体検査装置に同製品を組み込むことで装置の感度を高めることができるという。これにより、受診者から採取する血液をはじめとする検体の量を減らしながらも、従来と同等の精度で測定することができ、受診者の負担を軽減することができるとしている。
■BBDイニシアティブ <5259> 617円 +100 円 (+19.3%) ストップ高 本日終値
BBDイニシアティブ<5259>がストップ高に買われた。この日、グループ子会社のネットビジネスサポートが、ブラウザの拡張機能を使って右クリックだけで簡単に会社情報の検索やチェックが可能となるサービス「クリックサーチ」の提供を開始したと発表。これが株価の刺激材料となったようだ。ブラウザ画面上の企業名を右クリックするだけで、法人番号やインボイス番号、企業規模、電話番号、ニュースなどを表示。企業の営業部門やマーケティング、経理、購買部門の業務効率化を促す。費用は3つのIDの年間契約で月1万5000円(税別)とする。
■カーメイト <7297> 1,033円 +150 円 (+17.0%) ストップ高 本日終値
カーメイト<7297>がストップ高の1033円に買われた。3日の取引終了後、東京大学と共同で給電状況の可視化システムを開発したと発表しており、好材料視された。同社では東京大学、柏市、そのほかの関係機関とともに電気自動車を走行中に給電する技術の開発に取り組んでおり、同社は車載機器と送電コイルの制御装置間の通信技術に携わっている。今回開発した可視化システムは、実験用の車両に搭載された車載機器と、データ処理を行うクラウドサーバー、及びスマートフォンアプリで構成され、走行中の給電状況などのデータをスマートフォンアプリで可視化できるようにしたほか、無駄な電力消費を抑えるよう、送電コイルのON/OFFを指示できるようにしたことが特徴としている。
■セキュアヴェイル <3042> 411円 +53 円 (+14.8%) 一時ストップ高 本日終値
セキュアヴェイル<3042>が続騰し、後場に一時ストップ高の水準となる前営業日比80円高の438円に買われる場面があった。4日、グループ会社のLogStareが開発・販売する、米マイクロソフト<MSFT>の「Microsoft 365」のSaaS型ログ分析サービス「LogStare M365」のオンプレミス(自社所有)版を10日にリリースすると発表。これを材料視した買いが集まったようだ。「LogStare M365」は、LogStareが開発する純国産のSaaS型ログ分析・セキュリティー運用プラットフォームをベースとして、「Microsoft 365」に特化してログを収集、分析するクラウドサービス。企業のIT運用の効率化とセキュリティー強化を支援する。同サービスを取り扱うシステムインテグレーション(SI)ベンダーなどから、オンプレミス版を望む声が多数あり、開発を進めたという。
■ギグワークス <2375> 580円 +60 円 (+11.5%) 本日終値
ギグワークス<2375>が全般波乱相場の間隙を縫って4連騰、きょうは18%高で615円まで駆け上がる場面があった。ここ全体相場は急落を強いられているが、同社株は前週9月27日にマドを開けて上放れ、いったん小休止を入れたものの買い直され一気に株価水準を切り上げる展開にある。同社は法人向けIT支援やエンジニア派遣を主力にコールセンターにも注力するが、業務領域は多岐にわたり、同社の完全子会社を通じてブロックチェーンゲームの共同開発も進めている。ブロックチェーンゲーム「SNPIT(スナップイット)」のストラテジックアドバイザーに、作詞家で音楽プロデューサーの秋元康氏が就任すると発表したことが、今回の急騰パフォーマンスの起点となっている。また、登録者数12万5000人規模のギグワーカー向け少額短期保険への参入など、個人事業主を対象とした保険事業への展開で商機を捉えている。時価総額120億円強の小型株ながら、出来高流動性の高さが際立っており、前日は回転売買が加速し2000万株近い商いをこなし、マーケットでも話題となっていた。
■VIX短先物 <1552> 767円 +67 円 (+9.6%) 本日終値
国際のETF VIX短期先物指数<1552>が大幅に3日続伸。同ETFは「恐怖指数」と称される米VIX指数とリンクしており、米国市場の波乱時に上昇する特性を持つ。3日の米VIX指数は前日に比べ2.17(12.32%)ポイント高の19.78に上昇した。一時20.48と4カ月半ぶりに警戒ラインとされる20を上回った。同日の米株式市場で、NYダウは430ドル安と3日続落。米長期金利が一時、4.81%と07年8月以来の高水準をつけた。金利上昇が懸念されるなか、米株式市場では売りが優勢となった。こうしたなか、VIX短先物は上昇した。
■QBNHD <6571> 1,613円 +62 円 (+4.0%) 本日終値 東証プライム 上昇率4位
キュービーネットホールディングス<6571>が5日ぶり反発。3日取引終了後、9月度の国内店舗売上高・来店客数(速報)を発表。既存店ベースの売上高が前年同月比14.8%増と引き続き増加基調を維持したことから、これが好感された。既存店ベースの来店客数は同2.2%増。なお、全店ベースでは売上高が同11.9%増、来店客数が同0.5%減だった。
●ストップ高銘柄
アクセスHD <7042> 1,421円 +300 円 (+26.8%) ストップ高 本日終値
など、4銘柄
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース
エービーシー・マート<2670>が続落。3日の取引終了後に発表した9月度概況で、既存店売上高は前年同月比19.3%増と19カ月連続で前年実績を上回ったものの、全般相場下落でツレ安する格好となっている。天候が比較的良好だったことから、都心部路面店や商業施設、ショッピングセンターの売り上げが好調に推移した。商品別では、販促を強化したアイテムを中心に、秋物の新作スニーカーやアパレルが好調だった。なお、全店売上高は同19.2%増だった。
■浜松ホトニクス <6965> 6,180円 -17 円 (-0.3%) 本日終値
浜松ホトニクス<6965>が後場下げ幅を縮小。午後1時すぎに、従来と同等の小型サイズながら感度を約5倍に高めたレンズ付きフォトンカウンティングヘッド「H10682-110W」を開発したと発表しており、好材料視された。同社によると、血液検査で使用される化学発光免疫測定装置などの小型の検体検査装置に同製品を組み込むことで装置の感度を高めることができるという。これにより、受診者から採取する血液をはじめとする検体の量を減らしながらも、従来と同等の精度で測定することができ、受診者の負担を軽減することができるとしている。
■BBDイニシアティブ <5259> 617円 +100 円 (+19.3%) ストップ高 本日終値
BBDイニシアティブ<5259>がストップ高に買われた。この日、グループ子会社のネットビジネスサポートが、ブラウザの拡張機能を使って右クリックだけで簡単に会社情報の検索やチェックが可能となるサービス「クリックサーチ」の提供を開始したと発表。これが株価の刺激材料となったようだ。ブラウザ画面上の企業名を右クリックするだけで、法人番号やインボイス番号、企業規模、電話番号、ニュースなどを表示。企業の営業部門やマーケティング、経理、購買部門の業務効率化を促す。費用は3つのIDの年間契約で月1万5000円(税別)とする。
■カーメイト <7297> 1,033円 +150 円 (+17.0%) ストップ高 本日終値
カーメイト<7297>がストップ高の1033円に買われた。3日の取引終了後、東京大学と共同で給電状況の可視化システムを開発したと発表しており、好材料視された。同社では東京大学、柏市、そのほかの関係機関とともに電気自動車を走行中に給電する技術の開発に取り組んでおり、同社は車載機器と送電コイルの制御装置間の通信技術に携わっている。今回開発した可視化システムは、実験用の車両に搭載された車載機器と、データ処理を行うクラウドサーバー、及びスマートフォンアプリで構成され、走行中の給電状況などのデータをスマートフォンアプリで可視化できるようにしたほか、無駄な電力消費を抑えるよう、送電コイルのON/OFFを指示できるようにしたことが特徴としている。
■セキュアヴェイル <3042> 411円 +53 円 (+14.8%) 一時ストップ高 本日終値
セキュアヴェイル<3042>が続騰し、後場に一時ストップ高の水準となる前営業日比80円高の438円に買われる場面があった。4日、グループ会社のLogStareが開発・販売する、米マイクロソフト<MSFT>の「Microsoft 365」のSaaS型ログ分析サービス「LogStare M365」のオンプレミス(自社所有)版を10日にリリースすると発表。これを材料視した買いが集まったようだ。「LogStare M365」は、LogStareが開発する純国産のSaaS型ログ分析・セキュリティー運用プラットフォームをベースとして、「Microsoft 365」に特化してログを収集、分析するクラウドサービス。企業のIT運用の効率化とセキュリティー強化を支援する。同サービスを取り扱うシステムインテグレーション(SI)ベンダーなどから、オンプレミス版を望む声が多数あり、開発を進めたという。
■ギグワークス <2375> 580円 +60 円 (+11.5%) 本日終値
ギグワークス<2375>が全般波乱相場の間隙を縫って4連騰、きょうは18%高で615円まで駆け上がる場面があった。ここ全体相場は急落を強いられているが、同社株は前週9月27日にマドを開けて上放れ、いったん小休止を入れたものの買い直され一気に株価水準を切り上げる展開にある。同社は法人向けIT支援やエンジニア派遣を主力にコールセンターにも注力するが、業務領域は多岐にわたり、同社の完全子会社を通じてブロックチェーンゲームの共同開発も進めている。ブロックチェーンゲーム「SNPIT(スナップイット)」のストラテジックアドバイザーに、作詞家で音楽プロデューサーの秋元康氏が就任すると発表したことが、今回の急騰パフォーマンスの起点となっている。また、登録者数12万5000人規模のギグワーカー向け少額短期保険への参入など、個人事業主を対象とした保険事業への展開で商機を捉えている。時価総額120億円強の小型株ながら、出来高流動性の高さが際立っており、前日は回転売買が加速し2000万株近い商いをこなし、マーケットでも話題となっていた。
■VIX短先物 <1552> 767円 +67 円 (+9.6%) 本日終値
国際のETF VIX短期先物指数<1552>が大幅に3日続伸。同ETFは「恐怖指数」と称される米VIX指数とリンクしており、米国市場の波乱時に上昇する特性を持つ。3日の米VIX指数は前日に比べ2.17(12.32%)ポイント高の19.78に上昇した。一時20.48と4カ月半ぶりに警戒ラインとされる20を上回った。同日の米株式市場で、NYダウは430ドル安と3日続落。米長期金利が一時、4.81%と07年8月以来の高水準をつけた。金利上昇が懸念されるなか、米株式市場では売りが優勢となった。こうしたなか、VIX短先物は上昇した。
■QBNHD <6571> 1,613円 +62 円 (+4.0%) 本日終値 東証プライム 上昇率4位
キュービーネットホールディングス<6571>が5日ぶり反発。3日取引終了後、9月度の国内店舗売上高・来店客数(速報)を発表。既存店ベースの売上高が前年同月比14.8%増と引き続き増加基調を維持したことから、これが好感された。既存店ベースの来店客数は同2.2%増。なお、全店ベースでは売上高が同11.9%増、来店客数が同0.5%減だった。
●ストップ高銘柄
アクセスHD <7042> 1,421円 +300 円 (+26.8%) ストップ高 本日終値
など、4銘柄
●ストップ安銘柄
なし
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