ディズニー<DIS>が下落しており、ダウ平均を圧迫している。ケーブルＴＶのチャーター・コミュニケーションズ<CHTR>との新たな配給契約締結に失敗した。

　チャーターは多チャンネルのビデオ製品は高過ぎるとし、より良い価値を生み出すモデルを提案した。ディスニーはその提案を拒否し、８月３１日に同社のビデオチャンネルをチャーターから外した。

　チャーターによると、現在、ディズニーに支払っている年間番組制作費は約２２億ドルで、両者の広告収入の影響は含まれておらず、チャーターの加入者のうち、定期的にディズニーのコンテンツを視聴しているのは２５％程度だという。

　チャーターは声明で「ディズニーは優れたコンテンツ・クリエーターであると信じているが、現在のモデルに経済的な関心を無くしている。両社は消費者のために価値を創造するか、あるいは別のソリューションに移行することになる」と述べた。

（NY時間11:04）
ディズニー<DIS>　81.34（-2.34　-2.80%）
チャーター<CHTR>　423.72（-14.41　-3.29%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美