ディズニー<DIS>はアイガーＣＥＯとの契約をさらに２年延長した。経営改革を実施し、後継者を探す一段の時間を同ＣＥＯに与える。前日発表の資料によると、新たな契約の下、ＣＥＯは２０２６年末までＣＥＯ職に留まる。

　アイガーＣＥＯ（７２）は昨年１１月にＣＥＯに復帰。かつて１５年に渡りＣＥＯを務めていた。同社は、パーク責任者だったチャペック氏をＣＥＯに指名したが、同氏は昨年退任している。

　今回の決定についてアナリストからは、アイガーＣＥＯの契約延長は株価にとって中立だが、必要なことだったと述べている。これは恐らく、ＣＥＯとＣＦＯのポジションを埋める明確な後継者が選ばれていないことを示しているとも述べた。

　特に株価への影響はなく、同社株は小幅安での推移。

（NY時間09:49）
ディズニー<DIS>　89.60（-0.55　-0.61%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美