（NY時間11:13）（日本時間00:13）
スプラウツ<SFM>　79.18（-25.38　-24.27%）

　食品スーパーのスプラウツ・ファーマーズ・マーケット<SFM>が大幅安。前日引け後に７－９月期決算（第３四半期）を発表し、既存店売上高が予想を下回った。ガイダンスも公表し、通期の既存店売上高の見通しを下方修正している。

　シンクレアＣＥＯは声明で「全米での店舗拡大を進める中、われわれの戦略はターゲット顧客層に引き続き強く支持されており、第３四半期は堅調な業績を上げることができた」と述べた。　

　今回の決算を受けて複数のアナリストが目標株価を引き下げている。消費者マインドの弱さが業績に影響と指摘。「慎重な店舗を訪れる消費者はより慎重になっており、買い物かご単価への意識が高まる中で、前年の高水準からの比較も逆風となっている」と述べた。

（７－９月・第３四半期）
・既存店売上高：5.9％増（予想：7.5％増）
・１株利益：1.22ドル（予想：1.16ドル）
・売上高：22.0億ドル（予想：22.3億ドル）
・粗利益率：38.7％（予想：38.4％）
・店舗純増数：9店
・期末店舗数：464店（予想：464.8店）

（１０－１２月・第４四半期見通し）
・既存店売上高：0～2％増（予想：4.4％増）
・１株利益：0.86～0.90ドル

（通期見通し）
・既存店売上高：7％増（従来：7.5～9.0％増）（予想：8.4％増）

【企業概要】
　米国内で、新鮮な農産物を店の中心に据えたオープンレイアウトが特徴のユニークな食料品店チェーンを運営する。オーガニック、植物由来、グルテンフリーなど、ライフスタイルに優しい原材料を使用した、健康的で厳選された商品を消費者に提供する。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース