（NY時間10:01）（日本時間23:01）
ピュア・ストレージ<PSTG>　76.84（+15.98　+26.26%）

　データストレージのピュア・ストレージ<PSTG>が大幅高。前日引け後に５－７月期決算（第２四半期）を発表し、１株利益、売上高とも予想を上回った。ガイダンスも公表し、通期の売上高および営業利益の見通しを上方修正している。

　ロビアティＣＦＯは声明で「全製品群に渡る幅広い好調さが見られた」と述べた。

　今回の決算を受けて目標株価を８０ドルに引き上げたアナリストからは「同社が四半期で大幅な売上加速を示し、ポートフォリオ全体に渡る幅広い好調さと、今年度の残り期間に向けた事業の見通し改善が投資家へのポジティブサプライズとなった」と指摘。

　「同社は第３四半期においても製品売上とサブスク収入の両方で勢いを維持すると予想している」とも述べた。「通期の売上高および利益見通しは、第２四半期の好調な業績と、年度後半のマクロ環境改善に伴う需要のシグナルを受けて上方修正された」とも指摘している。

（５－７月・第２四半期）
・１株利益（調整後）：0.43ドル（予想：0.39ドル）
・売上高：8.61億ドル　13％増（予想：8.46億ドル）
　　製品：4.46億ドル（予想：4.23億ドル）
　　サブスク：4.15億ドル（予想：4.23億ドル）
・粗利益率（調整後）：72.1％（前年：72.8％）
・営業利益（調整後）：1.30億ドル（予想：1.26億ドル）

（８－１０月・第３四半期予想）
・売上高：9.50～9.60億ドル（予想：9.13億ドル）
・営業利益（調整後）：1.85～1.95億ドル（予想：1.76億ドル）

（２６年度通期予想）
・売上高：36.0～36.3億ドル（従来：35.2億ドル）（予想：35.2億ドル）
・営業利益（調整後）：6.05～6.25億ドル（従来：5.95億ドル）（予想：5.95億ドル）

【企業概要】
　顧客がデータの価値を最大化できるよう、革新的で破壊的なデータストレージ、製品、サービスを提供する。データの消費・活用方法の簡素化を促進し、ミッションクリティカルな本番環境、テスト・開発環境、分析環境、バックアップ・リカバリ環境、AI・機械学習環境など、幅広い用途に対応する。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース