百貨店のコールズ<KSS>が反発。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価も従来の２３ドルから３０ドルに引き上げた。新商品や機動的な値引き、店舗改善などが期待されるとしている。

　初期段階とはいえ、２月に就任したキングスベリーＣＥＯが、これまでの経験とホームデコレーションへの情熱から、品揃えに具体的かつ魅力的な変化をもたらすと確信しているという。

　ホームデコレーションやギフトなどの新しい商品カテゴリーの導入、５００平方フィートの売り場面積を増やすための店舗のさらなる改装、セフォラとの提携拡大など、同社にはいくつかの材料があると指摘している。

　同社はキングスベリーＣＥＯが商品第一のアプローチを事業に導入したことで、より直接的な報告や在庫回転の速さを重視した機敏な組織になっているとも付け加えた。

【企業概要】
　婦人・紳士・子供用衣料品、靴、アクセサリー、化粧品、寝具、玩具など一般家庭向け商品を扱う百貨店チェーンを運営。

（NY時間10:55）
コールズ<KSS>　23.53（+0.44　+1.91%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美