（NY時間13:54）（日本時間02:54）
セルデックス<CLDX>　21.07（+0.72　+3.51%）

　バイオ医薬品のセルデックス・セラピューティクス<CLDX>が上昇。同社が開発中の皮膚疾患治療薬について、持続的な有効性を示す最新データを好感している。同社は、慢性特発性じんましん（ＣＳＵ）に対する「バルゾルボリマブ」の臨床試験（フェーズ２）に関し、投与終了から７カ月後（試験開始から７６週時点）のデータを発表した。

　発表によると、投与終了から７カ月が経過しても患者は引き続き顕著な臨床効果を実感しており、最大で４１％の患者が完全奏効（症状が消失）を報告。また、４８％の患者が、疾患が生活の質に影響を与えていないと回答した。

　さらに、バルゾルボリマブは試験期間を通じて、良好な忍容性（安全性プロファイル）を示したとされています。

【企業概要】
　重篤な炎症性疾患・アレルギー性疾患・自己免疫疾患・その他の壊滅的な疾患を持つ患者の生活を改善するために、ヒトの免疫系に関与する、あるいは重要な経路に直接作用する能力を持つ抗体ベースの治療薬を開発するバイオ医薬品会社。モノクローナル抗体および二重特異性抗体を含む薬剤候補の開発を進める。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

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