オンライン中古車販売を手掛ける経営再建中のカーバナ<CVNA>が大幅高。Ｓ＆Ｐグローバルが同社が組成した自動車ローンを裏付けとする担保証券の格付けを一部引き上げた。資本構造のデレバレッジとＳ＆Ｐの当初想定を上回ったことためとしている。

　同社によるとＳ＆Ｐは、７件のプライム自動車ローン担保証券の中の２１クラスの格付けを引き上げ、同案件の１９クラスの格付けは据え置いた。また、５件のノンプライム自動車ローン担保証券については、１５クラスに対する格付けを引き上げ、９クラスに対する格付けは据え置いたという。

　同社は２０１９年以降、今年の３件を含め、２１件の自動車ローン担保証券を発行しており、元本は総額で約１３億ドルになる。

（NY時間14:26）
カーバナ<CVNA>　16.39（+3.47　+26.85%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美