ボーイング<BA>が続伸しており、ダウ平均をサポート。同社は主要サプライヤーのストライキと製造上の欠陥に悩まされながらも、６月にベストセラーの７３７型機４９機を含む６０機を顧客に納入したと発表した。予想も上回った。これにより、同社の第２四半期の納入総数は前年比１２％増の１３６機となった。市場予想は約１１２機。

　同社はまた、６月にキャンセルを差し引いて、過去１０年間で最多となる２８８件の受注したと発表。この受注には、パリで開催された航空ショーで同社が発表した、インド航空への２３０機の販売や、リヤド航空への７８７ドリームライナー３９機など、いくつかの取引が含まれている。

　同社は７月２６日に第２四半期決算を発表する予定で、７３７マックスと７８７ドリームライナーの増産計画について投資家に報告する。

（NY時間13:17）
ボーイング<BA>　217.00（+3.69　+1.73%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美