2026年9月3日 22時40分
ブロードコム、決算受け上下動の末下落 高い期待には届かず=米国株個別
(NY時間09:37)(日本時間22:37)
ブロードコム<AVGO> 347.21(-20.03 -5.45%)
ブロードコム<AVGO>が下落。前日引け後に5-7月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。インフラ・ソフトウエア部門は予想を下回ったものの、半導体部門が好調だった。
ただ、株価は冴えない反応。予想を下回る第4四半期の売上高見通しを示したことに失望感が広がっている模様。AI関連銘柄には高い成長期待が織り込まれているだけに、再び慎重な売上高見通しが示されたことへの失望が圧迫している。足元の業績は予想を上回ったものの、投資家の関心は先行きの成長ペースに集中しており、好調な決算内容を相殺する形となっている。
ただ、決算発表後に時間外で株価は上昇に転じる場面も見られていた。決算説明会に反応した模様。タンCEOはAI半導体売上高について、26年度を従来予想の560億ドルから580億ドルに引き上げた。さらに27年度には1150億ドルとほぼ倍増し、28年度には2300億ドルへ再び倍増するとの見通しを示した。
アナリストからは、高い市場期待には届かなかったとの指摘が相次いでいる。一方、中長期のAI半導体事業については強気な評価も維持された。
「長期的な成長軌道への信頼を回復するには、27年度のAI売上高見通しを1000億ドル超から大幅に引き上げる必要がある」と指摘。
別のアナリストは「買い」を維持し、目標株価を578ドルとした。決算自体は概ね予想通りだったとしながらも、「会社側が示したAI売上高の見通しについて、期間と規模の両面で前例がない」と評価している。
一方、別のアナリストも「買い」を維持したものの、目標株価を従来の550ドルから520ドルに引き下げた。「四半期決算と今四半期の見通しは良好だが、際立って強い内容ではない」と指摘。ソフトウエア事業が小幅に予想を下回ったほか、AI売上高見通しは上方修正されたものの、予想にはやや届かなかったとしている。
(5-7月・第3四半期)
・1株利益(調整後):3.32ドル(予想:3.23ドル)
・売上高(調整後):295.9億ドル(予想:294.5億ドル)
半導体ソリューション:208.4億ドル(予想:205.1億ドル)
AI半導体:167億ドル(予想:159.3億ドル)
・インフラ・ソフトウエア:87.5億ドル(予想:88.8億ドル)
・営業利益(調整後):201.0億ドル(予想:197.0億ドル)
・研究開発費(調整後):15.5億ドル(予想:15.6億ドル)
(8-10月・第4四半期見通し)
・売上高:約348億ドル(予想:350.5億ドル)
AI半導体:217億ドル(予想:213.4億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
ブロードコム<AVGO> 347.21(-20.03 -5.45%)
ブロードコム<AVGO>が下落。前日引け後に5-7月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。インフラ・ソフトウエア部門は予想を下回ったものの、半導体部門が好調だった。
ただ、株価は冴えない反応。予想を下回る第4四半期の売上高見通しを示したことに失望感が広がっている模様。AI関連銘柄には高い成長期待が織り込まれているだけに、再び慎重な売上高見通しが示されたことへの失望が圧迫している。足元の業績は予想を上回ったものの、投資家の関心は先行きの成長ペースに集中しており、好調な決算内容を相殺する形となっている。
ただ、決算発表後に時間外で株価は上昇に転じる場面も見られていた。決算説明会に反応した模様。タンCEOはAI半導体売上高について、26年度を従来予想の560億ドルから580億ドルに引き上げた。さらに27年度には1150億ドルとほぼ倍増し、28年度には2300億ドルへ再び倍増するとの見通しを示した。
アナリストからは、高い市場期待には届かなかったとの指摘が相次いでいる。一方、中長期のAI半導体事業については強気な評価も維持された。
「長期的な成長軌道への信頼を回復するには、27年度のAI売上高見通しを1000億ドル超から大幅に引き上げる必要がある」と指摘。
別のアナリストは「買い」を維持し、目標株価を578ドルとした。決算自体は概ね予想通りだったとしながらも、「会社側が示したAI売上高の見通しについて、期間と規模の両面で前例がない」と評価している。
一方、別のアナリストも「買い」を維持したものの、目標株価を従来の550ドルから520ドルに引き下げた。「四半期決算と今四半期の見通しは良好だが、際立って強い内容ではない」と指摘。ソフトウエア事業が小幅に予想を下回ったほか、AI売上高見通しは上方修正されたものの、予想にはやや届かなかったとしている。
(5-7月・第3四半期)
・1株利益(調整後):3.32ドル(予想:3.23ドル)
・売上高(調整後):295.9億ドル(予想:294.5億ドル)
半導体ソリューション:208.4億ドル(予想:205.1億ドル)
AI半導体:167億ドル(予想:159.3億ドル)
・インフラ・ソフトウエア:87.5億ドル(予想:88.8億ドル)
・営業利益(調整後):201.0億ドル(予想:197.0億ドル)
・研究開発費(調整後):15.5億ドル(予想:15.6億ドル)
(8-10月・第4四半期見通し)
・売上高:約348億ドル(予想:350.5億ドル)
AI半導体:217億ドル(予想:213.4億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース