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    2026年4月30日 8時14分

    株価指数先物【寄り前】 +1σ水準では戻り待ち狙いのショートが入りやすい

    大阪3月限ナイトセッション
    日経225先物 58670 -1350 (-2.24%)
    TOPIX先物 3706.5 -71.5 (-1.89%)
    シカゴ日経平均先物 58915 -1105
    (注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

     29日の米国市場は、NYダウ S&P500が下落した一方で、ナスダックは上昇。NYダウは5日続落となった。米国とイランの戦闘終結に向けた協議が停滞するなかで、WTI原油先物価格が1バレル=106ドル台と大幅に上昇したことが売りを誘った。また、米連邦準備理事会(FRB)は米連邦公開市場委員会(FOMC)で予想通り政策金利を据え置いた。声明文で追加利下げに慎重な見方があると受け止められ、米長期金利が上昇したことも重荷になった。

     ナスダックは小幅に反発。ストレージメーカーのシーゲイト・テクノロジー・ホールディングス<STX>が決算評価により11%を超す上昇で最高値を更新しており、ウエスタン・デジタル<WDC>やマイクロン・テクノロジー<MU>などに買いが広がった。

     NYダウ構成銘柄ではビザ<V>、シスコシステムズ<CSCO>、アマゾン・ドット・コム<AMZN>、ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>、メルク<MRK>が買われた。半面、ボーイング<BA>、IBM<IBM>、トラベラーズ<TRV>、ゴールドマン・サックス・グループ<GS>、シャーウィン・ウィリアムズ<SHW>が軟調。

     シカゴ日経平均先物(6月限)の清算値は、大阪比1105円安の5万8915円だった。28日取引終了後の日経225先物(6月限)のナイトセッションは、日中比80円高の6万0100円で始まった。直後につけた6万0150円を高値に軟化し、28日の米国市場の取引開始後には5万8910円まで売られた。祝日取引で5万9550円まで買い戻される場面もみられたが、ナイトセッションではショート優勢の流れが継続。終盤にかけて5万8630円まで下落幅を広げ、日中比1350円安の5万8670円でナイトセッションの取引を終えた。

     日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、売り先行で始まろう。足もとで続いていたボリンジャーバンドの+1σ(5万9460円)と+2σ(6万2100円)によるレンジを割り込んできたことで、ショートを誘いそうだ。ゴールデンウィークに突入し連休中の谷間であることで、スキャルピング中心のトレードを余儀なくされ、+1σ接近では戻り待ち狙いのショート対応に向かわせよう。

     ただし、週足のボリンジャーバンドでは+1σ(5万8440円)と+2σ(6万0860円)のレンジをキープしているため、+1σ割れを狙った仕掛け的なショートは限られそうである。そのため、オプション権利行使価格の5万8500円から5万9500円辺りのレンジを想定する。スキャルピング中心のため、仕掛け的なショートに対しては、その後のカバー狙いのスタンスとなりそうだ。

     28日はソフトバンクグループ<9984>[東証P]とアドバンテスト<6857>[東証P]、東京エレクトロン<8035>[東証P]の3社で日経平均株価を1080円余り押し下げた一方で、東証プライムの8割超の銘柄が上昇するリバランスの動きが目立った。本日は原油高が嫌気される半面、フィラデルフィア半導体株(SOX)指数は3日ぶりに反発していることもあり、巻き戻しがみられるようだと相対的に日経平均型の底堅さがみられる可能性があろう。

     29日の米VIX指数は18.81(28日は17.83)に上昇した。17.81をつけた後に、19.00まで上昇する場面もみられた。200日移動平均線(18.29)を上回って終えているものの、依然としてボトム圏での推移であり、リスク後退につながることはなさそうだ。

     28日のNT倍率は先物中心限月で15.88倍(27日は16.14倍)に低下した。指数インパクトの大きいソフトバンクグループとアドバンテスト、東京エレクトロンの3社が日経平均型を押し下げた一方で、東証プライムの8割超の銘柄が上昇するなかでNTショートに振れていた。ただ、+1σ(15.73倍)と+2σ(16.27倍)に沿ったトレンドを形成するなかで一気にレンジ下限に接近したため、巻き戻しが入るかを見極めたい。

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