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    2025年12月3日 23時43分

    クラウドストライク、好決算も株価下落 若干物足りなさも=米国株個別

    (NY時間09:43)(日本時間23:43)
    クラウドストライク<CRWD> 499.32(-17.24 -3.34%)

     サイバーセキュリティのクラウドストライク<CRWD>が下落。前日引け後に8-10月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を若干上回った。新規の年ベース経常収益(ARR)も予想を上回っている。ガイダンスも公表し、26年度通期の売上高見通しを上方修正した。AI搭載のサイバーセキュリティ製品に対する需要が底堅いことを示した。

     ただ、株価は冴えない反応。アナリストからは「業績は堅調で、特にARRのガイダンスが際立っているが、一定の保守性を織り込んでおり、慎重にも見える」との分析も聞かれた。今年の同社株は51%上昇しており、若干物足りなさもあるようだ。

     カーツCEOは、「今回が記録的な四半期となった背景には、自社プロダクトにおけるAI活用の拡大に加え、AIの悪用リスクの高まりもある」と指摘。同CEOは、中国の国家支援ハッカーがアンソロピックの大規模言語モデルを悪用し、複数の被害者のシステム侵入に成功したという最近の公表を引用しながら、「AIを巡るサイバー戦争はもはや理論ではなく現実となった」と述べた。

     同社はまた、新規顧客の主要な獲得源としてファルコン・セキュリティ製品を挙げている。ポドベアCFOは声明で、「顧客がファルコン・プラットフォームへ統合を進める中、AI主導の需要環境を取り込み、パイプラインは過去最高となっている。こうした勢いを受け、26年度のガイダンスを上方修正した」と述べた。

    (8-10月・第3四半期)
    ・1株利益(調整後):0.96ドル(予想:0.94ドル)
    ・売上高:12.3億ドル(予想:12.1億ドル)
      サブスク:11.7億ドル(予想:11.6億ドル)
      プロフェッショナルサービス:6550万ドル(予想:5730万ドル)
    ・年ベース経常収益(ARR):49.2億ドル(予想:49.0億ドル)
      新規ARR:2.65億ドル(予想:2.38億ドル)
    ・営業利益(調整後):2.65億ドル(予想:2.61億ドル)
    ・FCF:2.96億ドル(予想:2.79億ドル)

    (11-1月・第4四半期予想)
    ・1株利益(調整後):1.09~1.11ドル(予想:1.08ドル)
    ・売上高:12.9~13.0億ドル(予想:12.9億ドル)
    ・営業利益(調整後):3.15~3.19億ドル(予想:3.09億ドル)

    (26年度通期予想)
    ・売上高:48.0~48.1億ドル(従来:47.5~48.1億ドル)(予想:47.8億ドル)
    ・営業利益(調整後):10.4億ドル(従来:10.0~10.4億ドル)(予想:10.3億ドル)

    【企業概要】
     米国内外の企業向けに、エンドポイント保護のためのクラウドセキュリティ・ソリューションをSaaSサブスクリプションベースで提供する。次世代ウイルス対策・EDR・デバイス制御モジュールに、機械学習と高度な動作技術を組み合わせ、マルウェア等の攻撃から保護する。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース