（NY時間09:43）（日本時間23:43）
エヌビディア<NVDA>　171.55（-11.01　-6.03%）
アルファベットC<GOOG>　325.49（+7.02　+2.20%）
アルファベットA<GOOGL>　325.41（+6.83　+2.14%）
メタ<META>　620.37（+7.32　+1.19%）

　エヌビディア<NVDA>が下落の一方、アルファベット<GOOG><GOOGL>が上昇している。メタ<META>がグーグルのＡＩ半導体に数十億ドル規模を投じる方向で交渉していると伝わった。ジ・インフォメーションが伝えた。グーグルがエヌビディアのＡＩアクセラレーターに対抗する製品の開発で進展していることが示唆されている。

　メタは、２０２７年に自社のデータセンターでグーグルの半導体「テンソル・プロセッシング・ユニット（ＴＰＵ）」を使用する方向で協議を進めているという。来年にグーグルのクラウド部門からチップをレンタルする可能性もあると報じている。合意が成立すれば、ＴＰＵはエヌビディア製チップの代替として地位を固めることになる。

　グーグルは、アンスロピック社に最大１００万個のＴＰＵを供給する契約を結んでおり、市場での存在感を強めている。ただ、エヌビディアは依然として市場を支配している。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美


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