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    2025年9月10日 22時39分

    オラクル、決算受け大幅高 残存履行義務が急増=米国株個別

    (NY時間09:37)(日本時間22:37)
    オラクル<ORCL> 325.33(+83.82 +34.71%)

     オラクル<ORCL>が大幅高。前日引け後に6-8月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を下回った。ただ、受注残にあたる残存履行義務(RPO)が4550億ドルと急増したことや、26年度通期のクラウドインフラの売上高が77%急増する見通しを示したことが好感されている模様。

     エリソンCEOは「第1四半期に3社との間で4件の数十億ドル規模の契約を締結し、RPOが前年比359%増の4550億ドルとなった」と述べた。また、今後数カ月でさらに複数の大型契約を締結し、RPOは5000億ドルを超える見通しにも言及した。さらに「3大ハイパースケーラー向けに新たに37のデータセンターを追加し、合計71拠点を提供する予定だ」ともコメントした。

     今回の決算を受けて目標株価を360ドルに引き上げたアナリストもいる。「RPOが予想を大きく上回る4550億ドルに達し、われわれの成長加速ストーリーへの自信を強めた。第1四半期のクラウドの業績はやや予想を下回り、26年通期のガイダンスは据え置いたが、長期的に見れば、予想は控えめに見え、アナリスト説明会で上方修正される可能性が高い」と述べた。

     別のアナリストは「RPOはグーグルの約4倍に達しており、AI推論ワークロードの市場シェア拡大を背景に、クラウドの伸びはグーグルを上回る態勢にあるとみられる」と述べている。また、「RPOが350%超の急増を記録したことは、供給制約のある環境下で同社がどのように需要を満たす計画かに焦点が当たる可能性がある」とも語った。

     今回の同社の決算を受けて、コアウィーブ<CRWV>やアリスタ<ANET>、エヌビディア<NVDA>、AMD<AMD>、ブロードコム<AVGO>、スーパーマイクロ<SMCI>といった他のAIインフラ関連企業の株価も上昇。

    (6-8月・第1四半期)
    ・1株利益(調整後):1.47ドル(予想:1.48ドル)
    ・売上高:149.3億ドル 12%増(予想:150.3億ドル)
      クラウド全体(IaaS+SaaS):72.0億ドル(予想:73.1億ドル)
       クラウドインフラ(IaaS):33.0億ドル(予想:33.8億ドル)
       クラウドアプリ(SaaS):38.0億ドル(予想:38.7億ドル)
      ハードウェア:6.7億ドル(予想:6.53億ドル)
      サービス:13.5億ドル(予想:12.7億ドル)
    ・営業利益(調整後):62.4億ドル(予想:62.1億ドル)
    ・残存履行義務(RPO):4550億ドル(前四半期:1380億ドル)

    (26年度通期見通し)
    ・クラウドインフラ売上高:180億ドル 77%増
    ・クラウドインフラ売上高は今後4年間で320億ドル、730億ドル、1140億ドル、1440億ドルへ拡大見通し

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース