2025年5月1日 0時06分
ファースト・ソーラーが決算受け下落 通期見通しを大きく下方修正=米国株個別
(NY時間11:06)(日本時間00:06)
ファースト・ソーラー<FSLR> 126.66(-10.58 -7.71%)
太陽光発電のファースト・ソーラー<FSLR>が下落。前日引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、売上高は予想を上回ったものの、1株利益は予想を下回った。通期のガイダンスも公表し、見通しを大きく下方修正している。トランプ関税の影響を考慮したとしている。
同社はまた、関税のほかに借入コスト上昇による逆風も受けており、特にインド、マレーシア、ベトナムの製造施設において、短期的な事業運営の大きな不確実性が生じている。
アナリストの見解は分かれており、一部は同社が国内サプライチェーンの優位性を活かすと予想する一方、輸入量の増加による影響が予想以上に大きく、短期的に緩和されないとの見方も出ている。
「この不確実性は様々なインフレ抑制法の条項の行方に関する広範な不安の上に重なり合っている。これにより、短期的に評価に圧力が掛かることも予想される」との見解も聞かれた。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益:1.95ドル(予想:2.48ドル)
・売上高:8.45億ドル(予想:8.41億ドル)
・営業利益:2.21億ドル(予想:2.72億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):12.50~17.50ドル(従来:17~20ドル)(予想:17.90ドル)
・売上高:45~55億ドル(従来:53~58億ドル)(予想:54.4億ドル)
・営業利益:14.5~20.0億ドル(従来:19.5~23.0億ドル)(予想:20.4億ドル)
・太陽光モジュール出荷量:15.5~19.3GW
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
ファースト・ソーラー<FSLR> 126.66(-10.58 -7.71%)
太陽光発電のファースト・ソーラー<FSLR>が下落。前日引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、売上高は予想を上回ったものの、1株利益は予想を下回った。通期のガイダンスも公表し、見通しを大きく下方修正している。トランプ関税の影響を考慮したとしている。
同社はまた、関税のほかに借入コスト上昇による逆風も受けており、特にインド、マレーシア、ベトナムの製造施設において、短期的な事業運営の大きな不確実性が生じている。
アナリストの見解は分かれており、一部は同社が国内サプライチェーンの優位性を活かすと予想する一方、輸入量の増加による影響が予想以上に大きく、短期的に緩和されないとの見方も出ている。
「この不確実性は様々なインフレ抑制法の条項の行方に関する広範な不安の上に重なり合っている。これにより、短期的に評価に圧力が掛かることも予想される」との見解も聞かれた。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益:1.95ドル(予想:2.48ドル)
・売上高:8.45億ドル(予想:8.41億ドル)
・営業利益:2.21億ドル(予想:2.72億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):12.50~17.50ドル(従来:17~20ドル)(予想:17.90ドル)
・売上高:45~55億ドル(従来:53~58億ドル)(予想:54.4億ドル)
・営業利益:14.5~20.0億ドル(従来:19.5~23.0億ドル)(予想:20.4億ドル)
・太陽光モジュール出荷量:15.5~19.3GW
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース