2025年2月25日 0時38分
コムキャスト、株価は割安も多角化には懸念=米国株個別
(NY時間10:36)(日本時間00:36)
コムキャスト<CMCSA> 36.64(+0.40 +1.11%)
コムキャスト<CMCSA>の株価が割安との指摘が出ている。同社はキャッシュフローも潤沢で、企業再編の可能性もある。そのため投資家にとって魅力的な機会が生まれていると指摘している。バロンズ紙が週末のコラムで取り上げた。
しかし、ブロードバンド加入者数の減少や、多角化経営に対する株主の不満といった懸念材料はあるという。
同社株は、同業他社と比較して大幅に割安で、株価収益率(PER)も低く、予想べースの配当利回りは3.6%となっている。それでも投資家は同社の多角化経営に懐疑的で、アクティビスト(物言う株主)は、同社に企業分割を迫る可能性があるとしている。
同社は米最大のブロードバンドネットワークを保有しているが、光ファイバーや固定無線通信プロバイダーとの競争が激化しており、加入者の減少と売上高の伸び鈍化につながっている。同社は成長の鈍化したケーブルネットワーク事業の分離を進め、テーマパークへの投資を行っている。また、ブロードバンド業界の再編につながる可能性があるチャーター・コミュニケーションズ<CHTR>との合併から恩恵を受ける可能性もあるとも指摘した。
【企業概要】
家庭・法人向けにブロードバンド、ワイヤレス、ビデオ、音声サービスを提供し、世界中の視聴者に向けてエンターテインメント・スポーツ・ニュース・その他のコンテンツを制作および配信する。米国・アジアでテーマパークやアトラクションを所有・運営するほか、テレビ放送や映画の制作・販売・配給も手掛ける。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
コムキャスト<CMCSA> 36.64(+0.40 +1.11%)
コムキャスト<CMCSA>の株価が割安との指摘が出ている。同社はキャッシュフローも潤沢で、企業再編の可能性もある。そのため投資家にとって魅力的な機会が生まれていると指摘している。バロンズ紙が週末のコラムで取り上げた。
しかし、ブロードバンド加入者数の減少や、多角化経営に対する株主の不満といった懸念材料はあるという。
同社株は、同業他社と比較して大幅に割安で、株価収益率(PER)も低く、予想べースの配当利回りは3.6%となっている。それでも投資家は同社の多角化経営に懐疑的で、アクティビスト(物言う株主)は、同社に企業分割を迫る可能性があるとしている。
同社は米最大のブロードバンドネットワークを保有しているが、光ファイバーや固定無線通信プロバイダーとの競争が激化しており、加入者の減少と売上高の伸び鈍化につながっている。同社は成長の鈍化したケーブルネットワーク事業の分離を進め、テーマパークへの投資を行っている。また、ブロードバンド業界の再編につながる可能性があるチャーター・コミュニケーションズ<CHTR>との合併から恩恵を受ける可能性もあるとも指摘した。
【企業概要】
家庭・法人向けにブロードバンド、ワイヤレス、ビデオ、音声サービスを提供し、世界中の視聴者に向けてエンターテインメント・スポーツ・ニュース・その他のコンテンツを制作および配信する。米国・アジアでテーマパークやアトラクションを所有・運営するほか、テレビ放送や映画の制作・販売・配給も手掛ける。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース