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    2025年8月29日 6時09分

    デル、好決算も時間外で下げに転じる AIサーバーの受注が前四半期から減少=米国株個別

    (NY時間17:06)(日本時間06:06)時間外
    デル<DELL> 128.00(-6.05 -4.51%)

     デル・テクノロジーズ<DELL>が引け後に5-7月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ガイダンスも公表し、26年度通期の見通しを上方修正している。AIサーバー出荷見通しは従来の150億ドル超から200億ドルに上方修正した。IT大手のデータセンター拡張に伴い、AIサーバーの需要が引き続き強いことが業績を押し上げた。サーバー・ネットワーキング部門は69%の増収となっている。

     同社のクラークCOOは声明で「上半期にAIソリューションを累計100億ドル出荷し、前年度通期の総出荷をすでに上回った。」と述べた。

     好調な決算で発表直後に株価は時間外で上昇したものの、間もなく下げに転じている。第3四半期の1株利益の見通しが予想を下回ったほか、通期のサーバー出荷を200億ドル規模と見込んだが、一部のアナリストからは207億ドルとの予想も出ていたことから、やや物足りない内容との受け止めがあるのかもしれない。

     また、AIサーバーの受注が前四半期から減少し、同サーバーの利益率も予想を下回った点が嫌気されているとの指摘も出ている。AIサーバーはエヌビディア<NVDA>やAMD<AMD>などの高価なプロセッサーに依存しているため、収益性に対する投資家の懸念は続いている。第2四半期のAIサーバーの受注は56億ドルを計上したが、前四半期の121億ドルから減少した。82億ドル分を出荷し、117億ドルの受注残で四半期を終えている。

    (5-7月・第2四半期)
    ・1株利益(調整後):2.32ドル(予想:2.30ドル)
    ・売上高:297.8億ドル 19%増(予想:291.8億ドル)
      インフラ事業(ISG):168.0億ドル 44%増(予想:157.9億ドル)
       サーバー・ネットワーキング:129.4億ドル 69%増(予想:116.9億ドル)
       ストレージ:38.6億ドル 3%減(予想:41.0億ドル)
      クライアント事業(CSG):125.0億ドル 0.7%増(予想:127.6億ドル)
       商業向け:107.8億ドル 2.1%増(予想:114.3億ドル)
       コンシューマー向け:17.2億ドル 7.3%減(予想:16.9億ドル)
    ・粗利益率(調整後):18.7%(予想:19.6%)
    ・営業利益(調整後):22.8億ドル(予想:23.0億ドル)
    ・AIサーバー受注:56億ドル

    (8-10月・第3四半期見通し)
    ・売上高:265~275億ドル(予想:264.6億ドル)
    ・1株利益(調整後):2.35~2.55ドル(予想:2.54ドル)

    (26年度通期見通し)
    ・1株利益(調整後):9.30~9.80ドル(従来:9.15~9.65ドル)(予想:9.43ドル)
    ・売上高:1050~1090億ドル(従来:1010~1050億ドル)(予想:1052億ドル)
    ・AIサーバー出荷:200億ドル(従来:150億ドル超)(予想:160.5億ドル)

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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