2025年10月24日 21時52分
ダウ先物は上昇 米CPIが年内利下げを正当化=米国株
米株価指数先物(12月限)(NY時間08:39)(日本時間21:39)
ダウ先物 47137(+215.00 +0.46%)
S&P500 6815.75(+40.75 +0.60%)
ナスダック100先物 25473.75(+219.75 +0.88%)
きょうの米株価指数先物市場、ダウ先物、S&P500、ナスダック100とも上昇。先ほど発表の9月の米消費者物価指数(CPI)を受けて米株式市場は買いが強まっている。来週のFOMCでの利下げ期待を正当化したほか、12月についても利下げを完全に織り込む動き。
本日は買い先行で始まりそうだが、米株式市場は来週のイベント前に慎重な動きも見られそうだ。来週はいつになく重要な週となっており、FRBのみならず各国中銀の政策委員会があるほか、政治では米中首脳会談が30日に行われ、摩擦解決に向けた何らかのメッセージが打ち出されるか注目される。あまり期待しないほうが良さそうではあるが。
そして、米国のみならず世界の株式市場にとっては、何と言ってもマグニフィセント7の決算であろう。高バリュエーションも指摘されている中、現在のAIへの市場の期待が「過剰ではない!」との結論が導き出されれば、米株式市場は更に上値を追う可能性が高い。
ただし、逆だった場合は、これまでの期待の分、きつい反応を覚悟する必要はありそうだ。10月末の取引になることも意識される。
インテル<INTC>が決算を受け時間外で上昇。1株利益、売上高とも予想を大きく上回った。また、第4四半期に強気の見通しを示している。PC需要の拡大が背景。市場では苦境にある同社の立て直しに向けた動きに期待が広がっている。
フォード<F>が決算を受け時間外で上昇。1株利益、売上高とも予想を上回ったが、通期については、主力車種であるF-150ピックアップトラック用アルミの仕入れ先であるノベリス工場の火災の影響により、最大10億ドルの逆風が発生する見通しを示した。ただ、来年には大部分を回復できると述べたことで安心感が広がっている。
P&G<PG>が決算を受け時間外で上昇。価格上昇にもかかわらず消費者が同社製品の購入を続けていることが示された。
仮想通貨交換所のコインベース<COIN>が上昇。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価を従来の342ドルから404ドルに引き上げた。
鉱山のニューモント<NEM>が決算を受け時間外で下落。金価格の急騰を反映して好決算ではあったものの、26年の金生産量を25年並みとしており、物足りなさも感じている模様。
(NY時間08:49)(日本時間21:49)時間外
インテル<INTC> 40.47(+2.31 +6.05%)
フォード<F> 12.75(+0.41 +3.32%)
コインベース<COIN> 334.94(+12.18 +3.77%)
P&G<PG> 156.60(+4.39 +2.88%)
ニューモント<NEM> 83.53(-5.38 -6.05%)
アップル<AAPL> 261.03(+1.45 +0.56%)
マイクロソフト<MSFT> 523.66(+3.10 +0.60%)
アマゾン<AMZN> 221.95(+0.86 +0.39%)
アルファベットC<GOOG> 256.75(+3.02 +1.19%)
アルファベットA<GOOGL> 255.90(+2.82 +1.11%)
テスラ<TSLA> 447.70(-1.28 -0.29%)
メタ<META> 739.00(+5.00 +0.68%)
エヌビディア<NVDA> 184.11(+1.95 +1.07%)
AMD<AMD> 243.19(+8.20 +3.49%)
イーライリリー<LLY> 821.00(-0.04 0.00%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
ダウ先物 47137(+215.00 +0.46%)
S&P500 6815.75(+40.75 +0.60%)
ナスダック100先物 25473.75(+219.75 +0.88%)
きょうの米株価指数先物市場、ダウ先物、S&P500、ナスダック100とも上昇。先ほど発表の9月の米消費者物価指数(CPI)を受けて米株式市場は買いが強まっている。来週のFOMCでの利下げ期待を正当化したほか、12月についても利下げを完全に織り込む動き。
本日は買い先行で始まりそうだが、米株式市場は来週のイベント前に慎重な動きも見られそうだ。来週はいつになく重要な週となっており、FRBのみならず各国中銀の政策委員会があるほか、政治では米中首脳会談が30日に行われ、摩擦解決に向けた何らかのメッセージが打ち出されるか注目される。あまり期待しないほうが良さそうではあるが。
そして、米国のみならず世界の株式市場にとっては、何と言ってもマグニフィセント7の決算であろう。高バリュエーションも指摘されている中、現在のAIへの市場の期待が「過剰ではない!」との結論が導き出されれば、米株式市場は更に上値を追う可能性が高い。
ただし、逆だった場合は、これまでの期待の分、きつい反応を覚悟する必要はありそうだ。10月末の取引になることも意識される。
インテル<INTC>が決算を受け時間外で上昇。1株利益、売上高とも予想を大きく上回った。また、第4四半期に強気の見通しを示している。PC需要の拡大が背景。市場では苦境にある同社の立て直しに向けた動きに期待が広がっている。
フォード<F>が決算を受け時間外で上昇。1株利益、売上高とも予想を上回ったが、通期については、主力車種であるF-150ピックアップトラック用アルミの仕入れ先であるノベリス工場の火災の影響により、最大10億ドルの逆風が発生する見通しを示した。ただ、来年には大部分を回復できると述べたことで安心感が広がっている。
P&G<PG>が決算を受け時間外で上昇。価格上昇にもかかわらず消費者が同社製品の購入を続けていることが示された。
仮想通貨交換所のコインベース<COIN>が上昇。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価を従来の342ドルから404ドルに引き上げた。
鉱山のニューモント<NEM>が決算を受け時間外で下落。金価格の急騰を反映して好決算ではあったものの、26年の金生産量を25年並みとしており、物足りなさも感じている模様。
(NY時間08:49)(日本時間21:49)時間外
インテル<INTC> 40.47(+2.31 +6.05%)
フォード<F> 12.75(+0.41 +3.32%)
コインベース<COIN> 334.94(+12.18 +3.77%)
P&G<PG> 156.60(+4.39 +2.88%)
ニューモント<NEM> 83.53(-5.38 -6.05%)
アップル<AAPL> 261.03(+1.45 +0.56%)
マイクロソフト<MSFT> 523.66(+3.10 +0.60%)
アマゾン<AMZN> 221.95(+0.86 +0.39%)
アルファベットC<GOOG> 256.75(+3.02 +1.19%)
アルファベットA<GOOGL> 255.90(+2.82 +1.11%)
テスラ<TSLA> 447.70(-1.28 -0.29%)
メタ<META> 739.00(+5.00 +0.68%)
エヌビディア<NVDA> 184.11(+1.95 +1.07%)
AMD<AMD> 243.19(+8.20 +3.49%)
イーライリリー<LLY> 821.00(-0.04 0.00%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース