2026年10月14日 23時38分
ブラックロック、決算受け上昇 2050億ドルの資金純流入を記録 売上高も大幅増加=米国株個別
(NY時間10:38)(日本時間23:38)
ブラックロック<BLK> 1078.61(+12.49 +1.17%)
ブラックロック<BLK>が上昇。取引開始前に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、経常収益とも予想を上回った。第3四半期に2050億ドルの資金純流入を記録し、売上高も大幅に増加した。同社は手数料率の高いプライベート市場事業への進出を加速させる大規模な事業変革に着手してから1年が経過している。
同社によると、ETFへの資金純流入額は1350億ドル、アクティブ運用ファンドへの純流入額は660億ドルとなった。売上高は前年同期比19%増加し、運用資産残高は過去最高の15兆5000億ドルに達した。
フィンクCEOは声明で「世界経済全体で資金需要が拡大する中、ブラックロックは資金の配分と運用において、ますます中心的な役割を担うようになっている」と述べた。
現金運用およびマネー・マーケット・ファンド(MMF)への資金純流入額は310億ドルだった。長期運用ファンドへの資金純流入額は1750億ドルと、市場予想の1590億ドルを上回った。また、基本運用報酬のオーガニック成長率は年率換算で11%となった。
同社は2025年7月、オルタナティブ・クレジット投資を専門とするHPSインベストメントを120億ドルで買収。株式・債券運用大手である同社が、プライベート市場の有力企業に追いつくために進めてきた大規模な事業拡大の第3弾に当たる。
今回の四半期決算は、HPSの業績を含む前年同期のデータとの比較が初めて可能になった決算となる。ブラックロックはHPSの買収に先立ち、グローバル・インフラストラクチャー・パートナーズ(GIP)と非公開市場データ会社プレキンを買収していた。
7-9月期のオルタナティブ投資の運用資産残高は8000億ドルとなり、その半分以上をプライベートクレジットとインフラ投資が占めた。同社は、プライベート市場での事業拡大に加え、金融機関向けに提供するリスク管理やテクノロジー分析サービスの成長を強調することで、従来型の資産運用会社とは異なる事業モデルへの転換を図っている。
(7-9月期・第3四半期)
・1株利益(調整後):15.93ドル(予想:14.15ドル)
・経常収益:77.5億ドル 19%増(予想:74.0億ドル)
投資顧問・運用成果:6.30億ドル(予想:4.31億ドル)
基本報酬・証券貸付:60.4億ドル(予想:59.9億ドル)
テクノロジーサービス:5.88億ドル(予想:5.84億ドル)
・営業利益率(調整後):47.8%(予想:46.2%)
・運用資産残高:15兆4900億ドル 15%増(予想:15兆5700億ドル)
・資金純流入額:2054.7億ドル(予想:1715.1億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
ブラックロック<BLK> 1078.61(+12.49 +1.17%)
ブラックロック<BLK>が上昇。取引開始前に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、経常収益とも予想を上回った。第3四半期に2050億ドルの資金純流入を記録し、売上高も大幅に増加した。同社は手数料率の高いプライベート市場事業への進出を加速させる大規模な事業変革に着手してから1年が経過している。
同社によると、ETFへの資金純流入額は1350億ドル、アクティブ運用ファンドへの純流入額は660億ドルとなった。売上高は前年同期比19%増加し、運用資産残高は過去最高の15兆5000億ドルに達した。
フィンクCEOは声明で「世界経済全体で資金需要が拡大する中、ブラックロックは資金の配分と運用において、ますます中心的な役割を担うようになっている」と述べた。
現金運用およびマネー・マーケット・ファンド(MMF)への資金純流入額は310億ドルだった。長期運用ファンドへの資金純流入額は1750億ドルと、市場予想の1590億ドルを上回った。また、基本運用報酬のオーガニック成長率は年率換算で11%となった。
同社は2025年7月、オルタナティブ・クレジット投資を専門とするHPSインベストメントを120億ドルで買収。株式・債券運用大手である同社が、プライベート市場の有力企業に追いつくために進めてきた大規模な事業拡大の第3弾に当たる。
今回の四半期決算は、HPSの業績を含む前年同期のデータとの比較が初めて可能になった決算となる。ブラックロックはHPSの買収に先立ち、グローバル・インフラストラクチャー・パートナーズ(GIP)と非公開市場データ会社プレキンを買収していた。
7-9月期のオルタナティブ投資の運用資産残高は8000億ドルとなり、その半分以上をプライベートクレジットとインフラ投資が占めた。同社は、プライベート市場での事業拡大に加え、金融機関向けに提供するリスク管理やテクノロジー分析サービスの成長を強調することで、従来型の資産運用会社とは異なる事業モデルへの転換を図っている。
(7-9月期・第3四半期)
・1株利益(調整後):15.93ドル(予想:14.15ドル)
・経常収益:77.5億ドル 19%増(予想:74.0億ドル)
投資顧問・運用成果:6.30億ドル(予想:4.31億ドル)
基本報酬・証券貸付:60.4億ドル(予想:59.9億ドル)
テクノロジーサービス:5.88億ドル(予想:5.84億ドル)
・営業利益率(調整後):47.8%(予想:46.2%)
・運用資産残高:15兆4900億ドル 15%増(予想:15兆5700億ドル)
・資金純流入額:2054.7億ドル(予想:1715.1億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース