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    2026年10月14日 23時18分

    ステート・ストリート、決算受け下落 予想若干下回り高い期待値に届かず=米国株個別

    (NY時間10:18)(日本時間23:18)
    ステート・ストリート<STT> 159.00(-15.10 -8.67%)

     カストディアン銀行のステート・ストリート<STT>が下落。取引開始前に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を若干下回る内容となったことが嫌気されている。

     また、第3四半期の資金流出入は620億ドルの純流出となり、100億ドルの純流入を見込んでいた市場予想に反して大幅な資金流出を記録した。

     アナリストは今回の決算について「手数料収入が市場予想を下回ったものの、比較対象となる前年同期の水準が低かったことや、貸倒引当金の戻し入れ、純受取利息(NII)が予想を小幅に上回ったことが下支えした」と指摘。また、10-12月期の業績見通しから逆算すると、修正後の通期業績見通しは予想を約1%上回る水準になると説明。ただ、同社株が今年大幅に上昇してきたことから、市場の期待値は非常に高くなっていたと述べている。

     同アナリストによると、投資家は先月の業績見通しの上方修正について、なお上振れ余地を残した保守的な予想だと期待していたようだが、実際にはそうではなかったと述べている。

     さらに「資産管理サービスの新規受託案件や運用資産残高(AUM)への資金流入も予想を下回った。既存事業の成長加速は同社株に対する強気見通しの重要な根拠となっていただけに、株価が売られていることに驚きはない。ただ、ファンダメンタルズに照らせば、下落幅はやや行き過ぎと感じられる」とも述べた。

    (7-9月期・第3四半期)
    ・1株利益(調整後):3.69ドル(予想:3.70ドル)
    ・経常収益:40.0億ドル(予想:40.4億ドル)
      手数料:31.4億ドル(予想:31.7億ドル)
      純受取利息(NII):8.64億ドル(予想:8.58億ドル)
    ・運用資産残高:6兆3100億ドル(予想:6兆3300億ドル)
    ・保管・管理資産残高:59兆1700億ドル(予想:58兆7600億ドル)
    ・貸倒引当金:400万ドル(予想:708万ドルの繰入額)
    ・普通株式等Tier1(CET1)比率:11.0%
    ・平均自己資本利益率(ROE):16.4%

    (通期見通し)
    ・手数料収入:13~14%増(従来:12~13%増)
    ・NII収入:15~16%増(従来:14~15%増)

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース