2026年9月24日 5時15分
中国、香港に渡ったF35の重要部品を保有
オーストラリアから米国に輸送される途中で香港に誤送されたF35ステルス戦闘機の部品を、中国当局が確保していると伝わっている。ブルームバーグが伝えた。
米国防総省は部品の回収に向けて米当局や関係企業と対応を進めている。F35部品がオーストラリアから香港に予定外に送られたことや、米当局が回収を進めていることは確認されている。
関係者によると、UPS<UPS>が5月下旬、オーストラリア軍のF35から取り外したコックピットのキャノピーと兵器庫のドアを、点検や修理、廃棄のため米国に輸送していた。いずれもロッキード<LMT>が供給した部品で、ステルス性能を高めるレーダー吸収材が施されていたという。キャノピーにレーダー吸収技術が使われていることは、これまでの報道でも明らかになっている。
輸送機は米国に向かう途中で韓国に立ち寄り、その後、香港に向かった。韓国に寄った理由や香港に輸送された経緯、意図的なものだったのか誤送だったのかは明らかになっていない。関係者によると、中国当局はその後に部品を確保したが、これまでのところ返還していない。
米議会では少なくとも下院外交委員会と軍事委員会が問題を調査している。軍事委員会はこれまでに複数回の説明を受け、調査を続けていることを明らかにしている。一方、オーストラリアのマールズ国防相は、問題となった部品について「機密性の高い部品ではない」との認識を示しており、部品の機密性を巡って見方が分かれている。ロッキード側も部品は使用不能で、技術流出のリスクは低いとしている。
米国防総省は「使用不能となったF35部品の輸送上の問題を認識している」とし、部品の回収や原因究明、再発防止策の導入に取り組んでいると説明した。オーストラリアも米国やロッキードと協力して経緯を調べている。
株探ニュース
米国防総省は部品の回収に向けて米当局や関係企業と対応を進めている。F35部品がオーストラリアから香港に予定外に送られたことや、米当局が回収を進めていることは確認されている。
関係者によると、UPS<UPS>が5月下旬、オーストラリア軍のF35から取り外したコックピットのキャノピーと兵器庫のドアを、点検や修理、廃棄のため米国に輸送していた。いずれもロッキード<LMT>が供給した部品で、ステルス性能を高めるレーダー吸収材が施されていたという。キャノピーにレーダー吸収技術が使われていることは、これまでの報道でも明らかになっている。
輸送機は米国に向かう途中で韓国に立ち寄り、その後、香港に向かった。韓国に寄った理由や香港に輸送された経緯、意図的なものだったのか誤送だったのかは明らかになっていない。関係者によると、中国当局はその後に部品を確保したが、これまでのところ返還していない。
米議会では少なくとも下院外交委員会と軍事委員会が問題を調査している。軍事委員会はこれまでに複数回の説明を受け、調査を続けていることを明らかにしている。一方、オーストラリアのマールズ国防相は、問題となった部品について「機密性の高い部品ではない」との認識を示しており、部品の機密性を巡って見方が分かれている。ロッキード側も部品は使用不能で、技術流出のリスクは低いとしている。
米国防総省は「使用不能となったF35部品の輸送上の問題を認識している」とし、部品の回収や原因究明、再発防止策の導入に取り組んでいると説明した。オーストラリアも米国やロッキードと協力して経緯を調べている。
株探ニュース