探検
PR
  • トップ
  •  >  米国株
  •  >  市場ニュース
  •  >  ダウ平均は反発 AI関連株に買い強まりナスダックは大幅高=米国株概況
  • 銘柄ニュース
    戻る
    2026年9月22日 5時33分

    ダウ平均は反発 AI関連株に買い強まりナスダックは大幅高=米国株概況

    NY株式21日(NY時間16:21)(日本時間05:21)
    ダウ平均   52048.83(+366.19 +0.71%)
    S&P500    7764.70(+114.20 +1.49%)
    ナスダック   27122.09(+599.55 +2.26%)
    CME日経平均先物 66425(大証終比:+1325 +2.00%)

     きょうのNY株式市場でダウ平均が反発したほか、AI関連に買いが強まり、ナスダックは大幅高となった。本日は原油相場が下落したほか、米国債利回りも低下し米株式市場をサポート。また、今週予定されるトランプ大統領と中国の習近平国家主席との首脳会談への期待も投資家心理を支えている。

     特に半導体株の上昇がけん引。米中首脳会談では貿易やAIなどが議題になる見通し。大手AI関連企業のCEOも夕食会に出席すると伝わっており、首脳会談に向けてベッセント財務長官と中国の何立峰副首相がニューヨークで会談。AIや貿易、投資に関する閣僚級協議を行った。ベッセント長官は会談について「非常に成功した」と評価。双方はAIに関する対話の枠組み「米中AI対話」を新設し、目標や脅威についての共通認識を深めることで合意した。

     また、アップル<AAPL>のアプリ配信サービス「アップストア」の無料アプリランキングで、メタ<META>が今月投入した「ミューズAIエージェント」が首位に立ったことも半導体株の買いをけん引。エージェント型AIを動かすのに必要なCPUメーカーの株式に再び買いが殺到した。メタも大幅高。

     原油相場は、米国とイランの緊張緩和に向けた外交への期待が高まっている。トランプ大統領は今週の国連総会に合わせ、イランのペゼシュキアン大統領との会談に応じる可能性を示している。

     一方、FRBのタカ派姿勢には変化はなく、朝方にグールズビー・シカゴ連銀総裁のロンドンでの講演が伝わり、「供給ショックが繰り返される状況ではFRBがこれを無視することはできず、インフレを2%へ戻す過程では経済的な痛みを伴う可能性がある」と警告していた。FRBは先週、2023年以来の利上げに踏み切っており、原油安が続くかどうかは今後の金融政策を巡る市場の見方にも影響しそう。今週は重要な米経済指標の発表が少ない中、FRB幹部の発言が注目を集めそうだ。

     米大手銀のアナリストからは、原油高や利回り上昇による足元の株価下落は一時的調整に留まるとの見方が出ていた。年末にかけて株式相場は上昇余地があるという。高水準の企業利益や利益成長の広がり、健全な企業財務が相場の支えとなるとしている。

     一方、米大手証券のストラテジストは、エネルギー価格上昇や債券市場の変動拡大が株価を圧迫しており、金融環境の更なる引き締めが進めば、短期的にS&P500が最大約7%下落する可能性があるとの見方を示していた。

     ワーナーブラザース・ディスカバリー(WBD)<WBD>が大幅高。パラマウント・スカイダンス<PSKY>による同社の買収計画を巡り、カリフォルニア州当局との間で進める和解協議で、年30本の映画を劇場公開するとの約束を果たせなかった場合の違約金が検討されていると伝わった。

     ITコンサルのアクセンチュア<ACN>が上昇。同社は、アンソロピックと提携し、高度なAIモデルの安全性を検証すると発表したことが好感されている。

     HP<HPQ>が下落。同社は、2027年のPC業界全体の出荷台数が前年比で5%前後減少するとの前提で事業計画を策定していることを明らかにした。

     鉱物資源開発のクリティカル・メタルズ<CRML>が大幅高。トランプ大統領がデンマーク、グリーンランドとの間で安全保障を巡る合意に達したと発表し、グリーンランド関連の資源開発への期待が高まった。

     光ネットワーク機器のシエナ<CIEN>が上昇。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価も従来の375ドルから550ドルに引き上げた。先週末終値から約58%の上昇余地を見込む。

     カナダのウラン鉱山を手掛けるネクスジェン・エナジー<NXE>が上昇。アナリストが投資判断を「買い」で新規カバレッジを開始。目標株価は14ドルとしている。

     小型原発を手掛けるナノ・ニュークリア・エナジー<NNE>が上昇。アナリストが「買い」で新規カバレッジを開始した。目標株価は33ドル。大きな成長余地がある一方、事業遂行面では相応のリスクが残ると指摘した。

     キャンデル・セラピューティクス<CADL>が上昇。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価は12ドルから18ドルに引き上げた。前立腺がん治療薬の承認に向けた進展を評価した。

     家具のアーハウス<ARHS>が上昇。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価を従来の9.50ドルから10ドルに引き上げた。

     フィンテックのプライオリティ・テクノロジー<PRTH>が大幅高。プライオアCEO率いる投資家グループが、1株8.05ドルの現金で同社を買収し、非公開化することで合意した。

     不動産のハワード・ヒューズ<HHH>が上昇。著名投資家アックマン氏がXで、同社を取り上げたレポートに肯定的な見方を示したことが材料視されている。

     バイオ医薬品のアムニール・ファーマ<AMRX>が上昇。2018年以来の高値を付けた。後発医薬品のランレオチドについて、FDAの承認を取得したことが好感された。

    ワーナーブラザース<WBD> 30.80(+3.00 +10.79%)
    パラマウント<PSKY> 9.91(-0.30 -2.94%)
    アクセンチュア<ACN> 186.11(+4.82 +2.66%)
    HP<HPQ> 32.95(-1.45 -4.22%)
    クリティカル・メタルズ<CRML> 9.33(+2.60 +38.63%)
    シエナ<CIEN> 365.96(+17.16 +4.92%)
    ネクスジェン・エナジー<NXE> 9.80(+0.45 +4.81%)
    ナノ・ニュークリア<NNE> 17.10(+1.37 +8.71%)
    キャンデル<CADL> 11.21(+0.36 +3.32%)
    アーハウス<ARHS> 8.73(+0.94 +12.07%)
    プライオリティ<PRTH> 7.80(+1.97 +33.79%)
    ハワード・ヒューズ<HHH> 65.60(+5.38 +8.93%)
    アムニール<AMRX> 20.16(+1.45 +7.75%)

    アップル<AAPL> 338.98(+2.85 +0.85%)
    マイクロソフト<MSFT> 501.61(+7.83 +1.59%)
    アマゾン<AMZN> 258.45(+4.74 +1.87%)
    アルファベットC<GOOG> 350.87(+6.46 +1.88%)
    アルファベットA<GOOGL> 354.97(+5.43 +1.55%)
    テスラ<TSLA> 375.30(+11.03 +3.03%)
    スペ-スX<SPCX> 151.85(-0.86 -0.56%)
    メタ<META> 741.25(+76.02 +11.43%)
    エヌビディア<NVDA> 227.38(+5.11 +2.30%)
    AMD<AMD> 615.52(+55.70 +9.95%)
    イーライリリー<LLY> 1164.89(+11.96 +1.04%)

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美