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    2026年9月14日 21時42分

    ナスダック100が大幅安 アンソロピックCEOの発言でAI関連に売り=米国株

    米株価指数先物(12月限)(NY時間08:29)(日本時間21:29)
    ダウ先物 52784(-218.00 -0.41%)
    S&P500 7677.50(-49.75 -0.64%)
    ナスダック100先物 29209.25(-475.00 -1.60%)

     きょうの米株価指数先物市場は、ダウ先物、S&P500が下落しているほか、本日は時間外でAI関連株に売りが強まっており、ナスダック100は大幅安となっている。

     大手AI企業の経営トップが最先端AIの開発ペースを落とすよう相次いで提案したことで、AIブームを背景とした巨額投資の先行きに懸念が広がった。中東情勢を受けた原油高も引き続きリスク回避姿勢を強めている。市場では、夏場に高まったAIへの過度な期待がさらに修正されているとの見方が出ている。

     AI開発を巡っては、アンソロピックのアモデイCEOが12日、独立した第三者による評価を含む追加の安全対策を導入すると表明し、業界全体に最先端モデルの開発ペースを落とすよう要請した。オープンAIのアルトマンCEOがその考えを支持したほか、xAIのマスクCEOも賛同した。一方、中国企業との競争激化の中、実際に開発ペースが鈍化するかには懐疑的な見方もある。

     原油高も引き続き重し。サウジが攻撃を受けたことを受け、予防措置として東西パイプラインを閉鎖している。北海ブレントは108ドル超まで上昇し、WTI先物も103ドル台に上昇。

     一部からは、AI投資への懸念と原油高という2つの逆風が同時に強まったことで、リスク資産には厳しい環境との指摘も出ている。

     一方、今週はFOMCが再注目だが、短期金融市場では利上げが確実視されている。そのような中、米大手証券のストラテジストからは、米株式市場は、FRBが利上げ局面に入っても強気相場を維持する可能性が高いとの見方が出ている。金利上昇は株式のバリュエーションには逆風となるものの、株価を左右する最も重要な要因は企業業績だと指摘している。

     HPエンタープライズ<HPE>が時間外で下落。本日はAI関連株が時間外で下落する中、同社株も下落、アナリストの投資判断引き下げが伝わっている。「中立」に引き下げた。目標株価は65ドル。

     コーニング<GLW>が時間外で下落。先週末引け後に増資計画が伝わった。ゴールドマン<GS>と最大20億ドルの株式売却契約を締結したことが、米証券取引委員会(SEC)への提出資料で明らかとなった。

     保険ブローカーのボールドウィン・インシュアランス<BWIN>が時間外で上昇。取引開始前にデル<DELL>の創業者で富豪のマイケル・デル氏のファミリーオフィスが、同社の買収で合意したと発表。1株利益32.50ドルの現金での買収。

    (NY時間08:39)(日本時間21:39)時間外
    HPエンタープライズ<HPE> 57.05(-5.04 -8.12%)
    コーニング<GLW> 151.22(-15.18 -9.12%)
    ボールドウィン<BWIN> 31.65(+2.00 +6.75%)

    アップル<AAPL> 331.98(-0.29 -0.09%)
    マイクロソフト<MSFT> 497.73(+2.10 +0.42%)
    アマゾン<AMZN> 254.21(-2.57 -1.00%)
    アルファベットC<GOOG> 338.51(+3.06 +0.91%)
    アルファベットA<GOOGL> 342.51(+4.01 +1.18%)
    テスラ<TSLA> 358.55(-6.89 -1.89%)
    スペースX<SPCX> 147.14(-4.07 -2.69%)
    メタ<META> 659.59(+11.56 +1.78%)
    エヌビディア<NVDA> 212.33(-5.96 -2.73%)
    AMD<AMD> 486.10(-30.03 -5.82%)
    イーライリリー<LLY> 1126.35(+10.65 +0.95%)

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース