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    2026年9月10日 3時14分

    アンソロピックのAI研究者、コクソン氏が退社=米国株個別

     アンソロピックのAI研究者、コクソン氏が退社したことが明らかとなった。ブルームバーグが伝えた。同氏は、同社および最大競合のオープンAIが進める開発方針に対し、無責任で人類の存亡に関わるリスクをもたらすと警告を発している。

     過去3年間に両社で勤務したコクソン氏はSNSへの投稿で、制御不能となり得る「自己改善型」超知能モデルの開発競争に懸念を表明。「人命を危険にさらす賭けだ」と指摘し、急激な進化に伴う過小評価を警戒するよう他社員にも見直しを呼び掛けた。両社はこの件について直ちにコメントしていない。

     AIの急速な発展に伴う安全性の議論は業界内外で急拡大している。7月には主要企業の社員1100人余りが開発ペースの意図的調整を求めて米政府へ請願書を提出。政界でもサンダース米上院議員が超知能モデルの禁止法案を出すなど、規制の動きが表面化している。

     アンソロピックは本来、責任あるAI開発を理念に掲げ、アモデイCEOも事前審査制度の義務化を訴えるなど安全性重視の立場を取ってきた。それだけに内部から上がった批判の声は、業界全体の開発倫理に大きな波紋を広げそうだという。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美


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