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    2026年7月30日 6時03分

    メタ、決算受け時間外で8%安 AI投資回収に疑問広げる内容=米国株個別

    (NY時間17:02)(日本時間06:02)時間外
    メタ<META> 536.38(-49.23 -8.41%)

     メタ<META>が時間外で下落。引け後に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、売上高が予想を上回り、その大半を占める広告収入も予想を上回った。

     ただ、株価は時間外で冴えない反応。ガイダンスも公表し、第3四半期の売上高見通しが予想を下回ったほか、通期の設備投資の見通しでレンジ下限を引き上げた。AIへの巨額投資を巡る投資家の懸念を一段と強める内容との受け止めのようだ。

     同社は広告事業で、データセンターやAI搭載グラスを含むAI関連製品・インフラへの大型投資を賄っている。投資家の間では、同社はAI投資を最終的にどう回収するのかとの疑問が広がっている。今年に入り、ザッカーバーグCEOが設備投資計画の上限を1450億ドルまで引き上げた際には、投資家の警戒感が強まった。同社は通期の設備投資見通しを1300億-1450億ドルとしたが、上限は据え置く一方、下限を従来の1250億ドルから1300億ドルへ引き上げている。

     一方、フリーキャッシュフロー(FCF)は第2四半期に7億8400万ドルとなり、2022年第3四半期以来の低水準となった。同社がSNS企業からAI企業への転換を進める中、大規模な投資が続いていることが背景にある。

     同社は、スマートAIグラスなどのハードウエア開発に加え、次世代AIモデルの学習や自社サービスへのAI機能の導入を支える大規模データセンターの建設に積極投資している。投資家の間では、同社がAI分野への巨額投資をどのように回収していくのかについて、依然として慎重な見方が根強い。

    (4-6月・第2四半期)
    ・1株利益:6.18ドル(予想:7.15ドル)
    ・売上高:608.0億ドル 28%増(予想:602.4億ドル)
      広告:593.6億ドル(予想:590.7億ドル)
      ファミリー・オブ・アプリズ(FoA):603.7億ドル(予想:597.7億ドル)
      リアリティラボ:4.31億ドル(予想:4.29億ドル)
      その他:10.1億ドル(予想:8.63億ドル)
    ・営業利益:187.8億ドル
    ・広告表示回数:14%増(予想:14.6%増)
    ・広告単価:12%増(予想:11.7%増)
    ・1日当たり平均利用者数(DAP):36.0億人(予想:36.1億人)
    ・FCF:7.84億ドル

    (7-9月・第3四半期見通し)
    ・売上高:610~640億ドル(予想:631.7億ドル)

    (通期見通し)
    ・設備投資:1300~1450億ドル(従来:1250~1450億ドル)(予想:1358.6億ドル)
    ・総費用:1650~1690億ドル(従来:1620~1690億ドル)(予想:1630.2億ドル)

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース