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    2026年7月22日 8時08分

    株価指数先物【寄り前】 半導体株高を受け、押し目待ち狙いのロングが入りやすい

    大阪9月限ナイトセッション
    日経225先物 67200 +880 (+1.32%)
    TOPIX先物 4055.0 +30.5 (+0.75%)
    シカゴ日経平均先物 67185 +865
    (注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

     21日の米国市場は、NYダウ S&P500ナスダックの主要な株価指数が上昇。台湾積体電路製造(TSMC)<TSM>が2027年に半導体の生産受託価格を最大10%引き上げると報じられ、収益拡大への期待から買いが入った。半導体需要の底堅さを改めて示すとの見方から、マイクロン・テクノロジー<MU>やインテル<INTC>、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>、サンディスク<SNDK>など、他の半導体株に買いが波及。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)の上昇率は5%を超えた。

     NYダウ構成銘柄では決算内容が好感されたスリーエム(MMM)のほか、ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>、キャタピラー<CAT>、ゴールドマン・サックス・グループ<GS>、エヌビディア<NVDA>が買われた。半面、ボーイング<BA>、セールスフォース<CRM>、ウォルマート<WMT>、シャーウィン・ウィリアムズ<SHW>、マクドナルド<MCD>が軟調。

     シカゴ日経平均先物(円建て)の清算値は、大阪比865円高の6万7185円だった。21日取引終了後の日経225先物(9月限)のナイトセッションは、日中比50円安の6万6270円で始まった。その後は6万6000円まで売られる場面もみられ、6万6000円~6万6400円辺りで保ち合いを継続。米国市場の取引開始後にレンジを上抜くと、中盤にかけて6万7340円まで上げ幅を広げた。終盤にかけては6万7200円~6万7300円辺りでの高値保ち合いが続き、日中比880円高の6万7200円で取引を終えた。

     シカゴ先物にサヤ寄せする形で、日経225先物は買いが先行することになりそうだ。前日の大幅な上昇でボリンジャーバンドの-2σ(6万5100円)を上抜け、ナイトセッションで-1σ(6万7060円)を捉えてきた。同バンドを明確に上回ると、中心値の25日移動平均線(6万9080円)とのレンジに入ってくるため、押し目待ち狙いのロングが入りやすくなろう。

     米国市場では半導体やAI(人工知能)関連株が買い戻されたことで、東京市場でも指数インパクトの大きいキオクシアホールディングス<285A>[東証P]やアドバンテスト<6857>[東証P]、東京エレクトロン<8035>[東証P]、ソフトバンクグループ<9984>[東証P]などが日経平均型を牽引することになる。このため、先物市場で先回り的にロングが膨らむ可能性がありそうだ。

     米国ではSKハイニックスのADR(米預託証券)< SKHY >が13%を超す上昇で終えている。韓国KOSPI指数のリバウンドも期待され、戻り待ちのショートは手控えられやすいだろう。また、米国の時間外取引ではスーパー・マイクロ・コンピューター<SMCI>が一時20%を超える上昇をみせている。4~6月期の売上高総利益率を上方修正したほか、受注残が過去最高になるとの見通しを示したことが好感されたようである。今晩の米国市場でのハイテク株高も意識されやすい。

     日経225先物は-1σを挟んでの攻防により、オプション権利行使価格の6万6000円から6万8000円のレンジを想定。同バンドが支持線として意識されてくるようだと、6万7000円から6万9000円とのレンジに移行する。週足では13週線(6万6060円)を上回ってきたことで、+1σ(6万9440円)とのゾーンになる。

     21日の米VIX指数は17.05(20日は18.65)に低下した。17.48と下落して始まり、一時17.99まで切り返して75日線(17.62)を上回る場面もあった。ただ、その後は16.86まで低下して25日線(17.07)水準まで下げている。再び25日線を下回ってきたことで、リスク選好に向かわせそうだ。

     21日のNT倍率は先物中心限月で16.47倍(17日は16.38倍)に上昇した。一時16.29倍まで下げたが、その後は75日線(16.39倍)を挟んでの推移となった。東証プライムの8割近い銘柄が上昇するなかではNTロングに振れにくい面もあったとみられる。ただ、午後に入り指数インパクトの大きい値がさハイテク株がリバウンドを強めたことで、NTショートの巻き戻しが入ったようだ。ハイテク株高が意識されるなか、-1σ(16.73倍)水準を射程にNTロングに振れやすいだろう。

    株探ニュース