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    2026年7月16日 18時21分

    株価指数先物【引け後】 -2σを射程に戻り待ち狙いのショート対応

    大阪9月限
    日経225先物 66840 -2020 (-2.93%)
    TOPIX先物 4033.0 -63.5 (-1.55%)

     日経225先物(9月限)は前日比2020円安の6万6840円で取引を終了。寄り付きは6万7770円と、シカゴ日経平均先物の清算値(6万7795円)にサヤ寄せする形で、売りが先行して始まった。直後につけた6万7870円を高値に下へのバイアスが強まり、前場終盤にかけて6万6580円まで下落幅を広げる場面もみられた。売り一巡後はランチタイムで6万7240円、後場開始直後には6万7310円まで下げ渋ったが、リバウンド機運は強まらず、終盤にかけて6万6600円から6万7200円辺りでの推移となった。

     米国市場で半導体株が売られた流れを引き継ぐ形となり、指数インパクトの大きいアドバンテスト<6857>[東証P]や東京エレクトロン<8035>[東証P]、ソフトバンクグループ<9984>[東証P]、キオクシアホールディングス<285A>[東証P]など、半導体やAI関連株が日経平均型を下押す形になった。韓国SKハイニックスが11%を超える急落となるなかで、韓国KOSPI指数は午前中に7%あまり下落する場面もあった。

     さらに、午後は台湾積体電路製造(TSMC)<TSM>の2026年4~6月期の決算発表を見極めたいムードとなった。後場中盤に決算内容が明らかになり、売上高・純利益ともに四半期として過去最高を更新した。これを受けてレーザーテック<6920>[東証P]や東京エレクトロンが終盤にかけて下げ渋る場面もあったが、先物市場においてショートカバーを強める流れにはならなかったようだ。

     日経225先物はショート優勢の相場展開が続き、ボリンジャーバンドの-1σ(6万7710円)を明確に割り込み、-2σ(6万6040円)とのレンジに移行した。自律反発の動きをみせたとしても-1σが抵抗線として機能するようだと、戻り待ち狙いのショートが膨れやすく、-2σを射程に入れたバイアスが強まりそうである。そのため、戻り待ち狙いのショート対応に向かわせよう。

     週足では13週移動平均線(6万5700円)と+1σ(6万9430円)とのゾーンでの推移となる。日経平均株価は週初に7月のSQ値(6万9171.55円)を明確に割り込んだが、本日の下落で6月のSQ値(6万6698.04円)も一時下回っている。市場心理が冷まされるなかで、13週線割れが意識されてくる可能性はありそうだ。

     また、日足のバンドは収れんから拡大に向かう可能性も出てきている。-2σを割り込んでくる局面においては売られ過ぎが意識されるものの、-3σ(6万4450円)が射程に入ってくる展開も想定しておきたいところだろう。

     NT倍率は先物中心限月で16.57倍(15日は16.80倍)に低下した。指数インパクトの大きい値がさハイテク株の下落が日経平均株価を下押すなかで、一時16.46倍と-2σ(16.48倍)水準まで低下した。その後はリバランスの動きもみせた形だが、同バンド割れからNTショートによるスプレッド狙いの動きが強まる展開もありそうだ。

     手口面(9月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が1万6809枚、ソシエテジェネラル証券が1万4019枚、バークレイズ証券が1万1738枚、サスケハナ・ホンコンが3685枚、モルガンMUFG証券が2793枚、JPモルガン証券が2601枚、野村証券が2084枚、SBI証券が1708枚、ゴールドマン証券が1525枚、三菱UFJ証券が1509枚だった。

     TOPIX先物はソシエテジェネラル証券が1万8852枚、ABNクリアリン証券が1万6679枚、バークレイズ証券が1万4542枚、モルガンMUFG証券が3758枚、JPモルガン証券が3691枚、サスケハナ・ホンコンが1876枚、ゴールドマン証券が1841枚、ビーオブエー証券が1552枚、野村証券が1486枚、UBS証券が1174枚だった。

    株探ニュース