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    2026年7月13日 8時00分

    13日の株式相場見通し=強弱観対立も買い優勢か、25日線を絡めた攻防に

     13日の東京株式市場は強弱観対立のなかもしぶとく買いが継続し、日経平均株価は3日続伸する可能性が高い。ここ日経平均のボラティリティが大きくなっており、前週前半は連日で1400円以上の下落をみせるなど高値波乱含みの動きを強めたが、週後半は買い戻され25日移動平均線を絡めた攻防が続いている。今週も大勢トレンドを見極めるうえで、同移動平均線を巡る値動きが意識されそうだ。

     前週末は欧州株市場が高安まちまちの展開だった。ドイツの主要株価指数であるDAXは反落。中東情勢に再び不透明感が強まるなか、ポジション調整の売りが優勢だった。半導体セクターはインフォニオンテクノロジーズが下げるなど依然として不安定な動き。ただ、フランスのCAC40は小幅ながら続伸して引けるなどリスクオフに傾いたムードはない。欧州主要600社で構成されるストックス・ヨーロッパ600指数はほぼ横ばいで引けたことからも強弱拮抗の地合いを物語っている。

     また、米国株市場ではNYダウが続伸、5万2000ドル台で頑強な値動きを維持した。この日の最大の話題は韓国のSKハイニックス<SKHY>のADR上場で、初値が公開価格を14%上回ったことで投資家のセンチメントを支えた。ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数も3日続伸と強さを発揮し、3陽連を形成するなど根強い買いニーズを反映している。もっとも半導体関連は高安入り乱れる状態でエヌビディア<NVDA>が4%高と買われる一方、インテル<INTC>やマイクロン・テクノロジー<MU>が下落するなどはっきりしない。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は前の日の終値とほぼ変わらずの水準で着地している。今週は米国で6月の消費者物価指数(CPI)やウォーシュFRB議長の議会証言などが予定されるほか、台湾のTSMC<TSM>の決算発表などもあり、東京市場もこうしたスケジュールを横にらみに方向感の見えにくい展開が続きそうだ。

     10日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比149ドル60セント高の5万2637ドル01セントと続伸。ナスダック総合株価指数は同74.71ポイント高の2万6281.60だった。

     日程面では、きょうは国内では6月の投信概況が開示される。海外では、6月の米財政収支のほか、ボウマンFRB副議長やウォラーFRB理事の講演が予定されている。

    出所:MINKABU PRESS