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    2026年7月10日 23時25分

    デルタ航空、決算は高評価も下落 需要の力強さが燃料費を相殺=米国株個別

    (NY時間10:25)(日本時間23:25)
    デルタ航空<DAL> 87.65(-1.36 -1.52%)

     デルタ航空<DAL>が取引開始前に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ガイダンスも公表し、通期の1株利益の見通しは維持している。通期見通しは4月の決算発表時には取り下げられていたもので、世界最大の航空市場である米国市場に依然として不透明感が残ることを示している。

     同社は、プレミアムクラス、法人需要、国際線需要の力強さが、過去最高となった四半期燃料費を相殺したと説明。同社によると、第2四半期の燃料費は44億ドルとなり、前年比77%増加した。

     バスティアンCEOは、「引き続きコストを確実にカバーしなければならない。その中でも最大級のコストが燃料であり、依然として50%高い水準にある」と述べ、「そのため、航空運賃が下がるとは考えていない」と語った。

     アメリカン・エキスプレスからの提携収入は24億ドルとなり、カード会員獲得の加速やカード利用額の2桁成長を背景に前年から16%増加した。

     法人需要は航空宇宙・防衛、銀行、自動車業界がけん引し、沿岸部および主要ハブ空港で好調。プレミアム商品の需要も引き続き強く、デルタ・コンフォートやデルタ・プレミアウム・セレクトへの投資効果もあり、法人向けプレミアム商品の売上は25%超増加した。

     アナリストからも高評価が出ていたが、株価は発表直後は時間外で上昇していたものの、下げに転じている。

    (4-6月・第2四半期)
    ・1株利益(調整後):1.56ドル(予想:1.51ドル)
    ・売上高(調整後):176.7億ドル 14%増(予想:175.3億ドル)
      旅客:156.1億ドル(予想:156.3億ドル)
      貨物:2.94億ドル(予想:2.32億ドル)
    ・旅客搭乗率:84.8%(予想:85.6%)
    ・有効座席マイル(ASM):786.9億マイル(予想:782.6億マイル)
    ・有償旅客マイル(RPM):667.7億マイル(予想:670.0億マイル)
    ・旅客マイル当たり運賃(Yield):23.38セント

    (7-9月・第3四半期見通し)
    ・1株利益(調整後):2.00~2.50ドル(予想:2.04ドル)
    ・売上高(調整後):10%台半ばの増加
    ・営業利益率(調整後):11~13%

    (通期見通し)
    ・1株利益(調整後):6.50~7.50ドルを維持(予想:5.95ドル)
    ・FCF(調整後):30~40億ドルを維持
    ・グロスレバレッジ:年末までに約2倍を維持

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース