2026年7月8日 0時01分
NY連銀調査、米消費者のインフレ期待が6月に上昇
NY連銀が公表した調査によると、米消費者の短期・中期のインフレ期待は6月に上昇した。背景には、医療費や家賃の大幅な上昇が見込まれていることがある。
米消費者は今後1年間のインフレ率を3.7%と予想し、5月の3.5%から上昇。3年先のインフレ期待も3.3%となり、5月の3.1%から上昇。2022年6月以来の高水準となった。5年先のインフレ期待は3.0%で横ばいだった。
一方、調査では消費者の家計や労働市場に対する見方は改善しているものの、一部では依然として懸念が残っていることも示された。
今回の調査は、市場がFRBが年内に金利を引き上げると予想する中で公表された。FRBは2026年を通じて政策金利を据え置いているが、先月公表した経済見通しでは、9人の政策当局者が年末までに少なくとも1回の利上げが必要との見方を示していた。
数カ月に渡りエネルギー価格の上昇に直面してきた消費者は、ガソリン価格の上昇率は2022年半ば以来で最も低くなると予想。また、食料品価格の見通しも6月にやや改善したものの、医療費や家賃については今後さらに負担が増えると見込んでいる。エネルギー価格は、米国とイランの暫定和平合意を受け、ここ数週間で下落。
こうした強弱入り混じった状況は、消費者心理にも表れている。失業する可能性についての認識は低下した一方、失業後3カ月以内に新たな仕事を見つけられる可能性は上昇。ただし、自発的に退職する可能性についての期待は2023年7月以来の最低水準となった。これは通常、労働市場への自信を示す指標とされる。
調査はまた、家計状況の改善も示した。前年より家計状況が改善したと回答した世帯の割合は6月に増加。今後の家計見通しも改善した。
なお、1年後の米国株が現在よりも高くなっているとの平均的な予想は2021年4月以来の高水準となった。
株探ニュース
米消費者は今後1年間のインフレ率を3.7%と予想し、5月の3.5%から上昇。3年先のインフレ期待も3.3%となり、5月の3.1%から上昇。2022年6月以来の高水準となった。5年先のインフレ期待は3.0%で横ばいだった。
一方、調査では消費者の家計や労働市場に対する見方は改善しているものの、一部では依然として懸念が残っていることも示された。
今回の調査は、市場がFRBが年内に金利を引き上げると予想する中で公表された。FRBは2026年を通じて政策金利を据え置いているが、先月公表した経済見通しでは、9人の政策当局者が年末までに少なくとも1回の利上げが必要との見方を示していた。
数カ月に渡りエネルギー価格の上昇に直面してきた消費者は、ガソリン価格の上昇率は2022年半ば以来で最も低くなると予想。また、食料品価格の見通しも6月にやや改善したものの、医療費や家賃については今後さらに負担が増えると見込んでいる。エネルギー価格は、米国とイランの暫定和平合意を受け、ここ数週間で下落。
こうした強弱入り混じった状況は、消費者心理にも表れている。失業する可能性についての認識は低下した一方、失業後3カ月以内に新たな仕事を見つけられる可能性は上昇。ただし、自発的に退職する可能性についての期待は2023年7月以来の最低水準となった。これは通常、労働市場への自信を示す指標とされる。
調査はまた、家計状況の改善も示した。前年より家計状況が改善したと回答した世帯の割合は6月に増加。今後の家計見通しも改善した。
なお、1年後の米国株が現在よりも高くなっているとの平均的な予想は2021年4月以来の高水準となった。
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