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    2026年6月30日 1時39分

    ベライゾンと英BT、国際事業を統合 ベライゾンは損失を計上=米国株個別

    (NY時間12:39)(日本時間01:39)
    ベライゾン<VZ> 43.48(-3.06 -6.57%)

     ベライゾン<VZ>と英BTは本日、両社の国際事業を統合する合弁会社を設立することで合意したと発表した。利益率の低い事業を切り離し、それぞれ国内市場に経営資源を集中する狙いがある。両社の声明によると、新会社の年間売上高は約40億ドルとなる見通し。

     ベライゾンはBTに対し、両社の出資持ち分を調整するため6億2500万ドルを支払う。合弁会社では両社が同等の議決権を保有。取引の完了には規制当局の承認が必要となる。

     なお、ベライゾンは、これに伴い第2四半期に7-8億ドルの損失を計上する見込みであることも明らかにした。一方、中核事業の収益性は改善する見通しとしている。BTは、国際事業やその他の売却事業を非継続事業として扱うことに伴い、2027年3月期の業績見通しを引き下げた。

     BTは長年に渡り成長の足かせとなってきた国際事業について、様々な選択肢を模索してきた。同事業は約180カ国で多国籍企業向けにサービスを提供しているが、多くの契約は利益率が低く、維持コストもかさんでいる。

     一方、ベライゾンも固定通信やプライベートネットワーク、サイバーセキュリティーのコンサルティングなど幅広い国際事業を展開。中核事業である米国の消費者向け無線通信事業は今回の統合対象に含まない。

     ベライゾンは、シュルマンCEOの新たな経営体制の下、顧客基盤の拡大や既存インフラの収益性向上に取り組んでいる。従業員の約20%を削減する一方、低採算事業の売却も進めている。

     本日は通信キャリアに全体的に売りが強まる中、ベライゾン株は下落。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美


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