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    2026年6月24日 22時45分

    フェデックス、決算受け下落 スピンオフ後の移行期で評価が難しく=米国株個別

    (NY時間09:42)(日本時間22:42)
    フェデックス<FDX> 311.83(-5.41 -1.71%)
    フェデックス・フレイト<FDXF> 164.54(-1.93 -1.16%)

     フェデックス<FDX>が下落。前日引け後に3-5月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。同社は小口混載貨物輸送部門のフェデックス・フレイト<FDXF>を分社化し、新たな上場企業として独立させた。

     2025年1月に取締役会は決算期末を従来の5月31日から12月31日に変更することを承認。これに伴い、今後は暦年ベースで業績を開示するとしている。

     ただ、株価は冴えない反応。同社株は年前半に大きく上昇していたこともあり、今回の決算は投資家の期待に届かなかったと受け止められている模様。同社は、変動の大きい貿易政策やコスト上昇への対応を進める中、ウォール街の予想を上回る利益を計上したが、世界的な貿易政策の変化による財務面への影響が事業運営上の逆風となったと説明しており、第4四半期の営業利益率が8.4%へ低下したことが嫌気されている。

     アナリストは、スピンオフ後の移行期間に当たり、今後数四半期は業績の評価が難しくなると指摘。「予想コンセンサスは、同社が示した2026年の1株利益により近づく形で引き下げられる可能性が高い。これは移行期間に当たる中で、下半期に20%の利益成長を見込んでいることを意味する」と述べた。

     また、別のアナリストは「今回の最終的な連結ベースの決算に対するネガティブな反応は、主としてフェデックス本体の利益が今四半期の高い期待に届かなかったことを反映しているとみられる」と述べた。一方「利益は7カ月間の移行期間中に再び改善していくと予想している」とも述べている。

    (3-5月・第4四半期)
    ・1株利益(調整後):6.31ドル(予想:5.97ドル)
    ・売上高:250億ドル 13%増(予想:240.6億ドル)
      フェデックス・エキスプレス部門:215.7億ドル 14%増
    ・営業利益(調整後):20.9億ドル 3.4%増
    ・営業利益率(調整後):8.4%(前年:9.1%)

    (26年暦年ベース通期見通し)
    ・1株利益(調整後):16.90~18.10ドル

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース