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    2026年6月24日 22時41分

    韓国のSKハイニックス、ナスダック上場へ=米国株個別

     韓国の半導体大手SKハイニックスは24日、AI向けメモリーチップ需要の急増に対応する生産能力拡大に向け、米国預託証券(ADS)のナスダック上場を申請した。

     調達目標額は45兆4500億ウォン(約4兆7500億円)規模に上る。為替レートの影響を考慮しても、2019年のサウジアラムコによるIPOに匹敵する、過去最大級の規模となる見通し。上場予定日は7月10日で、ティッカーは「SKHY」。

     バンカメ<BAC>やゴールドマン<GS>など米金融大手が主幹事を務める。調達資金は生産能力の増強や極端紫外線(EUV)露光装置の購入に充てられる。

     世界的に高帯域幅メモリー(HBM)の供給不足がボトルネックとなっている。同社は、世界のHBM市場の57%を占めるトップ企業だが、マイクロン<MU>などの競合と比較して株価は割安に据え置かれている。

     ソウル市場で時価総額は1兆ドルを超えているが、今回の米国上場により、新たな投資家層を呼び込み、評価格差を縮小する狙いがある。市場では、先行して米国上場を果たし海外資金の獲得に成功した台湾TSMCの成功事例を意識したものとの見方が強い。

     今回の巨額上場は、活況を呈するAIインフラ投資に対する市場の吸収力と、投資家の需要の持続性を測る重要な試金石となる。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース