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    2026年6月23日 0時58分

    ダウ平均は上昇もナスダックは大幅安 スペースXとアルファベットが下げ先導=米国株序盤

    NY株式22日(NY時間11:58)(日本時間00:58)
    ダウ平均   51752.46(+187.76 +0.36%)
    ナスダック   26225.72(-292.21 -1.10%)
    CME日経平均先物 73355(大証終比:+495 +0.68%)

     きょうのNY株式市場、ダウ平均は上昇もIT・ハイテク株には売りが強まり、ナスダックは大幅安となっている。IT・ハイテク株については、今週決算を控えたマイクロン<MU>は上昇しているものの、スペースX<SPCX>が下落しているほか、アルファベット<GOOG><GOOGL>にも売りが強まっており、下げを先導している。

     マイクロンは今週決算発表を控えており、AI向けメモリー需要の拡大への期待が高まっている模様。一方、スペースXはIPO後のロケットスタートもここに来て一服し、利益確定売りが入っている模様。アナリストが投資判断を「中立」で新規カバレッジを開始しており、「長期的には高成長機会が多い一方で、短期的にはリスク・リワードが均衡しているように見える」と指摘している。

     アルファベットについては、著名なAI研究者の相次ぐ移籍が嫌気されている模様。グーグル・ディープマインドの副社長で、AIに関する研究で2024年のノーベル化学賞を受賞したジョン・ジャンパー氏が金曜日に、アンソロピックへ移籍するため退社すると発表。先週にも、AIブームのきっかけとなった画期的な論文の共同執筆者で、グーグルを代表する研究者の1人であるノーム・シャジア氏も、競合するオープンAIへ移籍するため退社すると発表していた。グーグルは著名なAI研究者を再び失うことになった。

     投資家はイラン情勢を巡る和平交渉の最新動向を見極めるとともに、FRBが重視するインフレ指標の発表を待っている。今週は25日木曜日に5月のPCE価格指数が公表される。すでに発表されている消費者物価指数(CPI)や生産者物価指数(PPI)から、ゼ前回よりも若干高めの数字が見込まれ、先週のFOMCのタカ派な雰囲気を正当化する内容になると見込まれている模様。

     ただ、市場環境は依然として株式にとって良好との見方がストラテジストから出ている。FRB内の新たなタスクフォース設置や、イラン情勢のサプライチェーンへの影響など、今後株式市場を左右する材料はいくつもあり、年後半には弱気相場を思わせるような急激な市場環境の変化が起こる可能性もあるかもしれない。しかし、現時点で相場の天井を予想するつもりはなく、依然として株式市場を取り巻く環境は良好で、当面は強気姿勢を維持する考えを示している。

    マイクロン<MU> 1178.54(+44.55 +3.93%)

    アップル<AAPL> 300.76(+2.75 +0.92%)
    マイクロソフト<MSFT> 370.58(-8.83 -2.33%)
    アマゾン<AMZN> 233.55(-10.85 -4.44%)
    アルファベットC<GOOG> 345.47(-21.99 -5.98%)
    アルファベットA<GOOGL> 346.16(-21.87 -5.94%)
    テスラ<TSLA> 408.24(+7.75 +1.94%)
    スペ-スX<SPCX> 167.17(-17.84 -9.64%)
    メタ<META> 562.94(-14.28 -2.47%)
    エヌビディア<NVDA> 209.67(-1.02 -0.48%)
    AMD<AMD> 539.19(+1.82 +0.34%)
    イーライリリー<LLY> 1109.17(+10.60 +0.96%)

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース