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    2026年6月11日 1時56分

    アルコアが下落 今四半期のアルミナ事業が赤字に陥る見通し=米国株個別

    (NY時間12:56)(日本時間01:56)
    アルコア<AA> 66.47(-5.95 -8.21%)

     アルミのアルコア<AA>が下落。アルミナ事業がペルシャ湾から西オーストラリア州にかけて発生している複数の混乱の影響を受けており、今四半期は同事業が赤字に陥る見通しだと明らかにした。

     混乱要因としては、ホルムズ海峡のほぼ閉鎖状態、サイクロン「ナレル」に伴う西オーストラリア州でのエネルギー不足を挙げている。この影響で同社は3月、西オーストラリア州のアルミナ精製所において生産量の削減を余儀なくされた。

     また同社は生産コストの上昇にも直面。ブラジルのサンルイス精製所では、燃料コストが追加で約1500万ドル増加する見通し。さらに、西オーストラリア州のピンジャラ精製所では、生産コストが約3000万ドル増加するとしている。

     こうした物流・エネルギー面での混乱とコスト上昇により、同社のアルミナ事業は今四半期に大幅な収益悪化に見舞われる見込みとなっている。

    【企業概要】
     ボーキサイト・アルミナ鉱石採掘、アルミナ精製、アルミニウム製錬・鋳造を行う。事業は主にボーキサイト鉱山とアルミナ精製所から成り、ボーキサイトとその他のアルミナ鉱石採掘のほか、世界の顧客向けに、様々な形状とサイズのアルミニウムの精錬・鋳造、特定用途向けの様々な合金を開発・製造に携わる。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース