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    2026年5月11日 21時26分

    米大手証券、人民元は20%過小評価との指摘

     米大手証券のストラテジストは、人民元は対ドルで20%余り過小評価されていると指摘。人民元は今後1年に渡り上昇を続けると予想している。

     人民元が中国の堅調な輸出と対外黒字で正当化される水準をなお大きく下回っているとし、3カ月後の見通しを従来の6.85元から6.80元に、6カ月後を6.80元から6.70元に、1年後を6.70元から6.50元にそれぞれ引き上げた。人民元は足元で6.80元前後で取引されている。

     中国の対外黒字は世界のGDP比で前例のない水準に近づいている。これは輸出競争力の強さに加え、通貨が大幅に過小評価されている点を反映しているとし、こうした経済状況を踏まえると人民元はさらに高い水準が見込まれるという。

     今回の米中首脳会談が通商関係の安定化に重要となる可能性はあるものの、人民元高は、より根本的かつ持続的な要因に基づくと指摘した。

     同ストラテジストはさらに、中国人民銀が人民元基準値を最近強めに設定している点や、輸出業者による外貨の人民元転換比率が上昇していることも、緩やかながら持続的な動きが基本シナリオとの見方を示唆しているとも付け加えた。

     トランプ大統領と習主席は今週14-15日に北京で会談する予定。

    株探ニュース