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    2026年4月30日 6時11分

    アマゾン、好決算も時間外で下落 設備投資が予想以上に=米国株個別

    (NY時間17:07)(日本時間06:07)時間外
    アマゾン<AMZN> 253.57(-9.47 -3.60%)

     アマゾン<AMZN>が時間外で下落。前日引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。AWSも予想を上回り、eコマースも好調だった。ただ、株価は時間外で冴えない反応。

     同社はデータセンター拡張に想定以上の支出を行い、その結果クラウド事業が3年以上ぶりの高い成長を記録。同社は3月末までの12カ月で、設備投資に1510億ドルを投じ、前年より579億ドル増加。アンソロピックやオープンAIといったAI企業の需要取り込みを狙った。

     AWSの売上高は28%増と、2022年第2四半期以来の高成長を記録。全体の売上の約2割、営業利益の大半を占める主力事業となっている。

     同社は近年、アンソロピックやオープンAIと大型契約を結び、今後数年で1000億ドル超のAWS利用をコミットさせており、AWSの成長鈍化への懸念を和らげている。

     ジャシーCEOは26年の設備投資を約2000億ドルとする方針を示しており、その大半がAI向けデータセンターとなる見込み。第1四半期の設備投資は442億ドルと予想を上回り、AI向けデータセンター構築などの支出増が想定以上であることが示された。

     このため、成長は加速しているものの、インフラ投資のコスト負担の大きさが市場の懸念材料となっている。こうした投資拡大により過去12カ月のフリーキャッシュフロー(FCF)は12億ドルと、前年の259億ドルから大幅に減少している。

    (1-3月・第1四半期)
    ・1株利益:2.78ドル(予想:1.62ドル)
    ・売上高:1815.2億ドル(予想:1772.3億ドル)
      AWS:375.9億ドル(予想:366.8億ドル)
      オンラインストア:642.5億ドル(予想:626.5億ドル)
      実店舗:57.9億ドル(予想:58.1億ドル)
      サードパーティ販売サービス:415.8億ドル(予想:407.8億ドル)
      広告:172.4億ドル(予想:169.0億ドル)
      サブスク:134.3億ドル(予想:130.7億ドル)
    ・営業利益:238.5億ドル(予想:207.5億ドル)
    ・フルフィルメント費用:272.9億ドル(予想:273.1億ドル)
    ・サードパーティ販売比率:60%(予想:60%)

    (4-6月・第2四半期見通し)
    ・売上高:1940~1990億ドル(予想:1891.5億ドル)
    ・営業利益:200~240億ドル(予想:228.6億ドル)

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース