2026年4月24日 22時36分
インテル、決算受け26%高 AIインフラの大規模投資の恩恵を受け始める=米国株個別
(NY時間09:34)(日本時間22:34)
インテル<INTC> 84.71(+17.93 +26.85%)
インテル<INTC>が大幅高。前日引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を大きく上回った。第2四半期のガイダンスも公表し、予想を上回る1株利益および売上高の見通しを示している。IT企業によるAIインフラへの大規模投資の恩恵を同社が受け始めていることを示した。
今回の強気見通しは、タンCEOが進める再建計画の進展を示唆している。昨年の大規模投資によりバランスシートを強化した後、今回の決算はオペレーションの改善を裏付ける内容となった。
決算では、AI拡大を支えるデータセンター向け半導体需要の高まりにより、主力のXeonサーバープロセッサーの需要が押し上げられていることが示された。CPUは、AIソフト収益化のためのサービス化を進める企業にとって再び重要な存在となっている。
タンCEOはインタビューで、AI向けプロセッサーの需要拡大が続くとの見方を示した。需要は依然として供給を上回っており「非常に大きな需要がある。顧客の需要は増え続けており、供給が追いついていない」と語った。
同社はまた、メモリ不足という課題にも対応。サーバー向けの旺盛な需要により、メモリメーカーが高性能製品へ生産をシフトし、PCやスマートフォン向けの一般製品の供給が減少、価格上昇に繋がっている。
アナリストは「今回の決算および見通しは、エージェント型AIや推論需要に牽引されたサーバー向けCPUの需要拡大を裏付けている」と指摘。また、「供給ひっ迫により、CPU価格に引き続き上昇圧力がかかり、利益率と稼働率も下期にかけて追い風となる可能性が高い」と分析している。
別のアナリストは投資判断を「買い」に引き上げた上で、「最も急成長しているAIワークロードはより多くのCPUを必要とし、CPU対GPUの比率が従来の1対8から8対1へ逆転する可能性がある」と指摘している。また、新CEOがバランスシートを改善し、インテルを再び競争力のある軌道に戻す戦略を実行しているとも評価した。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益(調整後):0.29ドル(予想:0.01ドル)
・売上高:135.8億ドル 7.2%増(予想:123.6億ドル)
インテル製品:127.8億ドル 8.7%増(予想:115.3億ドル)
クライアント:77.3億ドル 1.3%増(予想:71.0億ドル)
データセンター・AI:50.5億ドル 22%増(予想:44.1億ドル)
ファウンドリー:54.2億ドル 16%増(予想:48.1億ドル)
その他:6.28億ドル 33%減(予想:6.05億ドル)
内部消去:52.5億ドルの減少
・粗利益率(調整後):41%(予想:34.5%)
・営業利益(調整後):16.7億ドル(予想:3.86億ドル)
・営業利益率(調整後):12.3%(予想:3.08%)
・研究開発費:33.8億ドル 7.3%減(予想:31.8億ドル)
(4-6月・第2四半期見通し)
・売上高:138~148億ドル(予想:130.4億ドル)
・1株利益(調整後):0.20ドル(予想:0.09ドル)
・粗利益率(調整後):39%(予想:36.5%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
インテル<INTC> 84.71(+17.93 +26.85%)
インテル<INTC>が大幅高。前日引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を大きく上回った。第2四半期のガイダンスも公表し、予想を上回る1株利益および売上高の見通しを示している。IT企業によるAIインフラへの大規模投資の恩恵を同社が受け始めていることを示した。
今回の強気見通しは、タンCEOが進める再建計画の進展を示唆している。昨年の大規模投資によりバランスシートを強化した後、今回の決算はオペレーションの改善を裏付ける内容となった。
決算では、AI拡大を支えるデータセンター向け半導体需要の高まりにより、主力のXeonサーバープロセッサーの需要が押し上げられていることが示された。CPUは、AIソフト収益化のためのサービス化を進める企業にとって再び重要な存在となっている。
タンCEOはインタビューで、AI向けプロセッサーの需要拡大が続くとの見方を示した。需要は依然として供給を上回っており「非常に大きな需要がある。顧客の需要は増え続けており、供給が追いついていない」と語った。
同社はまた、メモリ不足という課題にも対応。サーバー向けの旺盛な需要により、メモリメーカーが高性能製品へ生産をシフトし、PCやスマートフォン向けの一般製品の供給が減少、価格上昇に繋がっている。
アナリストは「今回の決算および見通しは、エージェント型AIや推論需要に牽引されたサーバー向けCPUの需要拡大を裏付けている」と指摘。また、「供給ひっ迫により、CPU価格に引き続き上昇圧力がかかり、利益率と稼働率も下期にかけて追い風となる可能性が高い」と分析している。
別のアナリストは投資判断を「買い」に引き上げた上で、「最も急成長しているAIワークロードはより多くのCPUを必要とし、CPU対GPUの比率が従来の1対8から8対1へ逆転する可能性がある」と指摘している。また、新CEOがバランスシートを改善し、インテルを再び競争力のある軌道に戻す戦略を実行しているとも評価した。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益(調整後):0.29ドル(予想:0.01ドル)
・売上高:135.8億ドル 7.2%増(予想:123.6億ドル)
インテル製品:127.8億ドル 8.7%増(予想:115.3億ドル)
クライアント:77.3億ドル 1.3%増(予想:71.0億ドル)
データセンター・AI:50.5億ドル 22%増(予想:44.1億ドル)
ファウンドリー:54.2億ドル 16%増(予想:48.1億ドル)
その他:6.28億ドル 33%減(予想:6.05億ドル)
内部消去:52.5億ドルの減少
・粗利益率(調整後):41%(予想:34.5%)
・営業利益(調整後):16.7億ドル(予想:3.86億ドル)
・営業利益率(調整後):12.3%(予想:3.08%)
・研究開発費:33.8億ドル 7.3%減(予想:31.8億ドル)
(4-6月・第2四半期見通し)
・売上高:138~148億ドル(予想:130.4億ドル)
・1株利益(調整後):0.20ドル(予想:0.09ドル)
・粗利益率(調整後):39%(予想:36.5%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース