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    2026年4月21日 22時58分

    GEエアロ、好決算も株価下落 ジェット燃料急騰で今後の成長に対する懸念は残る=米国株個別

    (NY時間09:58)(日本時間22:58)
    GEエアロ<GE> 293.27(-10.33 -3.40%)

     GEエアロスペース<GE>が取引開始前に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。航空需要の強さが、イラン紛争に伴う混乱の影響を吸収した。ガイダンスも公表し、通期の見通しを維持。1株利益はレンジ上限寄りで推移する見通しも示している。

     同社は通期ガイダンスについて、原油価格が第3四半期まで高止まりした後に年末にかけて低下、燃料供給の短期影響、世界GDP見通しの引き下げ、2026年の出発便数の伸びが横ばいから1桁台前半との見通しを前提としていると述べた。

     今回の結果は、航空会社が機材を稼働させ続けるために必要なスペアパーツや整備サービスへの強い需要を背景に、同社が引き続き恩恵を受けていることを示している。

     ただ、好決算ではあったものの株価は下落。イラン紛争を背景にジェット燃料価格が急騰し、多くの航空会社が運航能力の削減を進めていることから、今後の成長に対する投資家の懸念は残っている。カルプCEOは決算説明会で「中東情勢については誰にも今後の展開は分からない。顧客基盤におけるリスクには注意を払っている。現時点では紛争とその影響は夏まで続くことを前提としている」と述べていた。

    (1-3月・第1四半期)
    ・1株利益(調整後):1.86ドル(予想:1.60ドル)
    ・売上高(調整後):116.1億ドル 29%増(予想:106.9億ドル)
      商用エンジン・サービス:89.2億ドル(予想:82.4億ドル)
      防衛・推進技術:32.1億ドル(予想:28.9億ドル)
    ・FCF(調整後):16.6億ドル(予想:12.8億ドル)

    (通期見通し)
    ・1株利益(調整後):7.10~7.40ドルを維持(予想:7.10ドル)
    ・営業利益(調整後):98.5~102.5億ドルを維持
    ・FCF(調整後):80~84億ドルを維持(予想:80.0億ドル)

    【企業概要】
     GEエアロスペースはゼネラル エレクトリック社の通称。商用航空機や航空機派生エンジン向けのジェットエンジンの設計・開発・製造・サービスのほか、戦闘用エンジン・極超音速機、無人機アプリケーションなど、機密・非機密指定の先進製品の開発に携わる。予備部品販売、メンテナンス・修理・オーバーホールも行う。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース