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    2026年2月5日 7時04分

    英アーム、好決算も時間外で6%安 高い期待には応えられず=米国株個別

    (NY時間17:04)(日本時間07:04)時間外
    英アーム<ARM> 98.07(-6.83 -6.51%)

     半導体設計の英アーム<ARM>が時間外で下落。引け後に10-12月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益が予想を上回ったほか、売上高も予想を若干上回った。ガイダンスも公表し、予想を上回る第1四半期の見通しを示した。

     ただ、株価は時間外で冴えない反応。投資家の最も強気な期待には届かなかったとの評価が広がっている。一部の通期売上高の見通しは15億ドルを上回っていた。AI関連企業に対する投資家の目線が厳しさを増す中、期待外れと受け止められている模様。

     ハースCEOが「需要は想定を超えている」と述べたにもかかわらず、厳しい反応が見られている。これは、AI分野の企業に対して投資家が非常に高いハードルを設定していることを反映しており、同社はAIデータセンター向け投資で存在感を高めつつ、スマートフォン分野の強みを基盤にしているものの、AIブームの本格的な収益化はまだ初期段階にある。

     同社は設計や規格の使用を認めるライセンス料と、出荷台数に応じたロイヤルティの2つの収益源を持つが、将来需要の先行指標となるライセンス収入は5.05億ドルと予想の5.20億ドルを下回った。一方、ロイヤルティは7.37億ドルと予想を上回り、データセンター関連のライセンスは前年から倍増した。

     ハースCEOはインタビューで、「特にデータセンター市場で需要が想定以上に強い」としつつも、長期的な成長目標については具体性を重視して保守的な姿勢を崩さず、同社はより包括的な半導体企業へと進化し、約2年以内にデータセンター顧客が最大市場になると見込んでいる。

    (10-12月・第3四半期)
    ・1株利益(調整後):0.43ドル(予想:0.41ドル)
    ・売上高:12.4億ドル(予想:12.3億ドル)
    ・粗利益率(調整後):98.3%(予想:98.0%)
    ・営業費用(調整後):7.16億ドル(予想:7.15億ドル)
    ・営業利益(調整後):5.05億ドル(予想:4.87億ドル)

    (1-3月・第4四半期見通し)
    ・1株利益:0.58ドル(予想:0.56ドル)
    ・売上高:14.7億ドル(予想:14.0億ドル)

    【企業概要】
     世界の大手半導体企業やOEM向けに、高性能・低コスト・エネルギー効率の高いCPU製品と関連技術を設計・開発し、ライセンスを供与する。Arm CPUは、スマートフォンやタブレット、データセンター・ネットワーキング機器・車両用オペレーティングシステムとアプリケーションを含む多様なソフトウェアを実行する。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース