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    2026年1月28日 21時49分

    FOMC、金融政策よりもパウエル議長の政治的発言に注目も

     本日は午後にFOMCの結果が公表される。日本時間29日午前4時に結果が公表され、パウエル議長の会見が4時半に行われる。今回は据え置きが確実視されており、ハト派な異端者であるミランFRB理事を除き、全ての委員がそれを支持すると見られている。

     今回は、経済予測の概要や委員の金利見通し(ドットプロット)の更新がないため、パウエル議長の会見が最注目となるが、今回は金融政策よりも政治に関する話題が中心になるとの見方も多い。背景には、議長が数週間前、ホワイトハウスが利下げを迫るために法的圧力をかけているとして、異例の強い言葉で批判したことがある。FRBの独立性に対する最近の行政からの挑戦にどの程度反論するのか注目されている。

     これまでトランプ大統領の批判を受け流してきた議長が反撃に転じたことで、政権とFRBの緊張関係や、議長として今後どう振る舞うのかに注目が集まっている。

     この話題に関する議長の発言は、今回は金融政策そのものよりも、市場を動かす可能性があり、特に5月の議長任期終了後も2028年まで理事として理事会に留まる意向を示すかどうかも注目されるという。理事残留は望ましくないとの見方も多く、トランプ大統領自身はパウエル議長がFRBに残れば、“非常に不満だ”と述べていた。

     エコノミストは「今回は政治面の質問が集中すると見ている」と述べた上で、「議長は1月11日に、FRB本部改修工事を巡る自身の議会証言に関連し、トランプ政権が刑事捜査を開始したことを明かし、利下げを迫るための口実だと反発したが、議長が不当な圧力に我慢の限界に達している」との見方を示した。

     ただし、会見では、非経済的問題については用意した発言に留め、これ以上ホワイトハウスとの緊張を高めない可能性が高いとも見られている。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース