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    2026年1月21日 6時45分

    ネットフリックス、決算受け時間外で下落 第1四半期の1株利益の見通し嫌気 自社株買いも一時停止=米国株個別

    (NY時間16:44)(日本時間06:44)時間外
    ネットフリックス<NFLX> 83.00(-4.26 -4.88%)

     ネットフリックス<NFLX>が時間外で下落。引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、株価は時間外で冴えない反応。第1四半期のガイダンスで予想を下回る1株利益および売上高の見通しを示したことが嫌気されている模様。

     番組制作費の増加やワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)<WBD>買収に伴うコストを理由に、先行きについて慎重な見通しを示した。また、買収に向けた資金確保のため、自社株買いを一時停止する計画も公表。

     同社は2026年に映画・テレビ番組への投資を10%増やす計画を明らかにすると伴に、WBDのスタジオおよびストリーミング事業の買収を進める方針を示している。WBDの買収が完了すれば、今年はこれまでに支出した6000万ドルに加えて、さらに2億7500万ドルのコストが発生する見込みだとしている。

     同社は、WBD買収で新たなコンテンツ創出に活用し、消費者向け商品、体験型ビジネス、ゲームといった新規事業の拡大に繋げたい考え。昨年の番組制作費の増加にもかかわらず、視聴時間は僅かな伸びに留まっており、下期のエンゲージメントも約2%増に留まった。

     ただ、新規加入者や視聴の伸び鈍化の中でも、値上げや広告事業の導入により、売上高は2桁成長を維持。2026年にも値上げを実施する見通しで、広告売上高は2025年の15億ドルから今年は倍増すると予測している。

     同社はWBDのスタジオおよびストリーミング事業を巡り激しい争奪戦を繰り広げている。火曜日には、従来の現金と株式を組み合わせた提案を修正し、1株27.75ドルの全額現金による買収案で合意したと発表した。一方、競合のパラマウント・スカイダンス<PSKY>は、1株30ドルの現金買収を提案している。

    (10-12月・第4四半期)
    ・1株利益:0.56ドル(予想:0.55ドル)
    ・売上高:120.5億ドル 18%増(予想:119.7億ドル)
      米国・カナダ:53.4億ドル(予想:52.6億ドル)
      EMEA:38.7億ドル(予想:38.4億ドル)
      南米:14.2億ドル(予想:14.2億ドル)
      アジア太平洋:14.2億ドル(予想:14.4億ドル)
    ・営業利益:29.6億ドル(予想:28.9億ドル)
    ・FCF:18.7億ドル(予想:14.6億ドル)

    (1-3月・第1四半期見通し)
    ・1株利益:0.76ドル(予想:0.82ドル)
    ・売上高:121.6億ドル(予想:121.7億ドル)
    ・営業利益:39.1億ドル(予想:41.8億ドル)
    ・営業利益率:32.1%(予想:34.4%)

    (通期見通し)
    ・売上高:507~517億ドル(予想:509.6億ドル)
    ・広告売上高:2026年は2025年比で約2倍
    ・営業利益率:31.5%(予想:32.4%)
    ・FCF:約110億ドル(予想:119.3億ドル)

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース