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    2026年1月8日 1時12分

    ワーナー、パラマウントの新たな提案でも状況を変えないと表明=米国株個別

    (NY時間11:10)(日本時間01:10)
    ワーナー<WBD> 28.57(+0.10 +0.35%)
    パラマウント<PSKY> 12.45(-0.06 -0.44%)
    ネットフリックス<NFLX> 90.38(-0.28 -0.30%)

     オラクル<ORCL>創業者で富豪のラリー・エリソン氏による個人保証を含むパラマウント<PSKY>の修正された敵対的買収提案にもかかわらず、ワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)<WBD>は依然として既存のネットフリックス<NFLX>との取引の方が優れていると株主に伝えている。

    エリソン氏は404億ドルのエクイティファイナンスを保証し、パラマウントは、規制当局が案件を阻止した場合にWBDに支払う解約金を引き上げた。WBDのディピアッツァ会長は「パラマウントの提案は引き続き不十分な価値しか提供しておらず、極めて多額の負債による資金調達など案件完了へのリスクを生じさせる条件や、案件が完了しなかった場合の株主保護が欠けている」と述べている。

     WBDが修正されたパラマウントの買収提案を拒否した背景には、パラマウントの資金調達の信頼性と取引完了能力に対する疑念があると株主宛ての書簡で述べている。WBDは、パラマウントが実質的にレバレッジド・バイアウトを提案しており、これにより取引完了時に貸し手が資金を提供する能力と意欲を巡るリスクが生じると考えている。

     「対象企業または買収企業の業績や財務状況の変化、さらには業界や資金調達環境の変化により、こうした資金調達の取り決めが危うくなる可能性がある」とWBDは述べている。提案が完了しなかった場合、WBDの株主は「多大なコストを負担し、場合によってはかなりの価値毀損を被る」ことになると、同社は述べている。

     WBDはこの解約金ではネットフリックスとの合意を放棄することで発生するコストに対する補償としては不十分だと述べている。WBDはネットフリックスに28億ドルの契約解除料を支払い、債務交換の未完了で15億ドルの手数料が発生し、さらに3億5000万ドルの追加利息費用が発生すると同社は述べている。

     これにより、取引が不成立となった場合にパラマウントがWBDに支払う解約金の正味額は大幅に減少することになる。WBDはこれに対し、ネットフリックスとの取引ではこうしたコストは一切発生しないと述べている。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース