2025年12月23日 22時59分
このあと12月調査分の米消費者信頼感指数 5カ月ぶりの反転が見込まれる
*米消費者信頼感指数(12月)0:00
予想 91.0 前回 88.7
このあと日本時間0時に12月調査分のコンファレンスボード消費者信頼感指数が発表される。予想コンセンサスは91.0と5カ月ぶりの反転が見込まれている。前回まで4カ月連続の低下となっていた。
前回11月分は7カ月ぶりの大幅低下となり、労働市場と経済に対する懸念の強まりが消費者心理を圧迫していた。ただ、今回は夏以降、民間部門の雇用者数の3カ月移動平均が緩やかに改善していることに支えられ、消費者心理も5か月ぶりに改善した可能性が高いと見られている。
しかし、雇用の増加は限られた一部の業種に集中しており、消費者が仕事や所得の先行きについて完全に安心できる状況には至っていない。多くの企業は、解雇ではなく、採用凍結や欠員補充に限定した採用、自然減によって人員調整を行っており、これが消費者心理の下振れリスクを抑える要因となっている。
類似指標であるミシガン大消費者信頼感指数も前回から上昇しており、今回の予想に反映されている模様。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
予想 91.0 前回 88.7
このあと日本時間0時に12月調査分のコンファレンスボード消費者信頼感指数が発表される。予想コンセンサスは91.0と5カ月ぶりの反転が見込まれている。前回まで4カ月連続の低下となっていた。
前回11月分は7カ月ぶりの大幅低下となり、労働市場と経済に対する懸念の強まりが消費者心理を圧迫していた。ただ、今回は夏以降、民間部門の雇用者数の3カ月移動平均が緩やかに改善していることに支えられ、消費者心理も5か月ぶりに改善した可能性が高いと見られている。
しかし、雇用の増加は限られた一部の業種に集中しており、消費者が仕事や所得の先行きについて完全に安心できる状況には至っていない。多くの企業は、解雇ではなく、採用凍結や欠員補充に限定した採用、自然減によって人員調整を行っており、これが消費者心理の下振れリスクを抑える要因となっている。
類似指標であるミシガン大消費者信頼感指数も前回から上昇しており、今回の予想に反映されている模様。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース