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    2025年12月16日 3時08分

    半導体株、「バブル」に該当との指摘

    (NY時間13:10)(日本時間03:10)
    エヌビディア<NVDA> 177.26(+2.24 +1.28%)
    ブロードコム<AVGO> 340.62(-19.32 -5.37%)
    KLA<KLAC> 1238.79(+44.87 +3.76%)
    ラムリサーチ<LRCX> 165.30(+4.78 +2.98%)
    マイクロン<MU> 242.35(+1.21 +0.50%)
    AMD<AMD> 210.70(-0.09 -0.04%)
    モノリシック<MPWR> 954.65(+8.14 +0.86%)

     米株式市場で最も過熱している分野の1つである半導体株は、ハーバード・ビジネス・スクールの教授らが定義した基準に照らすと「バブル」に該当するという。

     ストラテジストによると、半導体セクターはハーバード大学のグリーンウッド氏、シュライファー氏、ユー氏の各教授が2017年のワーキングペーパーで示したバブルの定義、「2年間の株価上昇率が100%超」、「S&P500を上回る2年間の超過リターンが100%超」、「5年間のリターンが50%超」という3条件をすべて満たしているという。

     同ストラテジストは「AIトレードが反転した局面では半導体株を避けるべきだ」と投資家に警告。実際、景気循環の振れ幅が大きいことで知られる半導体は、1991年以降にバブル基準を満たした9つの業種のうち3つを占めていると指摘。

     さらに、エヌビディア<NVDA>、ブロードコム<AVGO>、KLA<KLAC>、ラム・リサーチ<LRCX>、マイクロン・テクノロジー<MU>、AMD<AMD>、モノリシック・パワー・システムズ<MPWR>といった個別銘柄も、それぞれ単独でバブルの定義を満たしており、S&P500構成銘柄のうちバブルと判断される29社のうち18社がAI関連企業だという。


    株探ニュース