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    2025年12月5日 2時34分

    米経済、2026年前半にかけて力強さ維持へ 一方でインフレ高止まりの可能性も

     エコノミストは、米経済は2026年前半まで力強さを維持し、来年の成長率は2.5%に達する見通しだと指摘した。背景には、AI投資ブームの継続、財政拡張、政策不透明感で遅れていた非AI投資の回復があるという。

     同エコノミストは、FRBは来週のFOMCで政策金利を据え置くと予想している一方、2026年3月、6月、9月に利下げが行われるとのベースライン見通しを示した。市場コンセンサスは来週の追加利下げを確実視している。

     ただし、消費者物価指数(CPI)は3%付近で高止まりする可能性があり、金融環境が緩み、流動性が増す場合にはインフレが再加速する懸念もあるという。

     さらに、政治色が強まったFRBが景気過熱下でも利下げに踏み切るリスクにも注意が必要だとも付け加えた。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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